どうも河野です。
今回は「経営者としての過去の失敗」というテーマでお話ししていきます。
僕は過去に起こした大きな失敗、それは会社の従業員と友達になってしまった事です。
今回の友達とは、特定の従業員と頻繁に飲みに行ったり、食事に行ったり友達のような付き合い方をしてしまう事をいいます。
明るい会社にする為にも、仲の良いフラットな関係を作っていくのは、良い事なんじゃないかと思いますよね?
僕も経営者になった初めの頃は、仲よくフラットな関係が正しいと思っていました。
しかし、そんな考えが大きな失敗を生んでしまったのです。
今回は僕の過去の失敗談を元に、3分を目安にお話ししていきます。
今日も僕の頭と心を共有していきます。
インスタントスタディ、スタートです。
経営者としての過去の失敗
従業員と頻繁に飲みに行くと競争が生まれない
先に今回の結論をお話しすると、「経営者は従業員と友達になってはいけない」という事です。
誤解されないように説明しておきますが、従業員と仲良くして話しやすい空気づくりをすることは今でも大事なことだと思っているし、従業員と飲みに行ったり食事にも普通に行きます。
ただ今と前で決定的に違うところは、一線を越えて友達のような関係にならないことです。
頻繁に従業員と飲みに行ったり食事に行く行為というのは、少なからず友達関係に近づく行為になります。
なぜなら、飲みに行ける頻度というのは、全員平等にはできないからです。
既婚者か独身か、お酒が飲めるか飲めないか、そういう場が好きか嫌いか、二人では行きづらいという点では男性か女性かなど、頻繁に飲みに行ける従業員には必ず偏りが出てしまいますよね?
こうなってしまうとまず起こることは、従業員同士の競争がされなくなってしまいます。
僕はみんながフラットな関係にありながら、健全な競争をしてくれることを望んでいました。
しかし、頻繁に関わる従業員に偏りが出てしまった為、条件が平等ではないので健全な競争がされなくなってしまったのです。
競争が生まれる条件は全員が平等であることなので、特別扱いされている従業員がいる場合には競争は起きません。
今思い返してみると関わる回数が多い分、盲目的にその従業員を信じてしまい、特別扱いしてしまっていたのかもしれないと反省しています。
従業員と頻繁に飲みに行くと勘違いを生む
頻繁に飲みに行ったりする行為は、その従業員を勘違いさせることにも繋がってしまうんです。
大前提として、従業員が経営者から必要な存在だと思われるためには、「業務で経営者から求められていることを実行し結果を残すこと」しかありません。
しかし、頻繁に関わることでその従業員は、「それだけで必要な存在だと思われている」と勘違いさせてしまうんです。
飲み行けば「期待している」とか、「本当頑張ってるね」とか、ついつい言ってしまいますよね。
こうなってしまうとろくに結果も出していないのに、自分は期待をされているんだと勘違いし、他の従業員のやる気を著しく下げることになります。
今思い返してみるとその従業員は恐ろしく勘違いをしていたと思います(笑)
そうすると店舗の雰囲気というのは悪くなり、最悪の場合は離職者が出るなど大きな損失に繋がります。
特定の従業員と頻繁に関わることで情が湧いている経営者は、平等で正しい判断ができなくなってしまいます。
結局その従業員は大きな過ちを犯して会社を去ることになり、その時はじめて自分が間違っていたことに気づきました。
そんな状況になるまでその従業員の横暴に気づくことができなかった僕は本当に未熟でした。
その店舗のメンバーには本当に辛い思いをさせたと心から反省をしています。
従業員と友達になってはいけない
この件では本当に多くのことを学ばせてまらいました。
それは広い視点で従業員の長所を見られるようになった事と、従業員に求める一番の要素は誠実さだと再認識できたことです。
人には必ず長所があって、誠実な心があればその長所を伸ばしていくことができる。
そしてその長所を伸ばしていくためにも、健全な競争というのはなくてはなりません。
だから、従業員とは友達になってはいけないんです。
今僕はリーダーの育成がサイボディの最重要課題だと思い、リーダーとの関わりの時間は多くとっていますが、以前のような馴れ合いだけの無駄な関りは一切していません。
サイボディのメンバーとの時間は本当に楽しいし、関わるだけで心を満たしてくれる独特なみんなの空気が大好きです。
その大好きな空気を守っていくためにも、僕はみんなと決して友達にはなりません。
でも、お互いに信頼しあい、刺激しあって成長していける関係は、友達を超えた関係なんじゃないでしょうか。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で
今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
それでは、レッツサイボディ♬
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