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【マネジメント】意見を聞きすぎる優しい人ほど組織作りに失敗する理由

どうも河野圭祐です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は【マネジメント】意見を聞きすぎる優しい人ほど組織作りに失敗する理由というテーマでお話ししていきます。

まず初めにいつものように「どうしてもこれだけは覚えてください!」、という結論からお伝えします。

それは、「合わせるのではなく理解してもらおう」ということです。

組織を構築していくうえで、リーダーが信頼されることは必要不可欠ですよね。

優しいリーダーはメンバーに信頼されるために、一人一人の意見をしっかり聞き、一人一人に合わせた対応を行っていき、みんなが働きやすい環境づくりを行っていきます。

しかし、この一人一人に合わせて対応していく優しい人ほど、組織作りに苦労することが多いんです。

なぜなら、リーダーは全員に自分を合わせることは不可能だからです。

「もっとこうしてほしい、ああしてほしい」、優しいリーダーほどメンバーからはたくさんの意見をもらうことができます。

でも、完璧な人間なんていないんだから、その全部の意見に合わせていく事なんてできませんよね。

だから大事なことは一人一人に合わせて自分を変えていく事ではなく、「自分はこういう人です」という理解をしてもらうことが重要なんです。

今回は優しい人ほど陥りがちな組織マネジメントについて、3分を目安にお話ししていきます。

インスタントスタディ、スタートです。

意見を聞きすぎる優しい人ほど組織作りに失敗する理由

意見に合わせすぎてはいけない理由

勘違いされないように初めに説明しておきますが、リーダーはメンバーからの意見はしっかり聞かなければなりません。

会社というのはその意見をもとにプロダクトや環境の改善を行っていくため、メンバーから意見が上がってくる環境を作ることは必要不可欠です。

しかし、中には優しすぎる気質のリーダーがいて、この優しすぎる人というのは組織作りに苦労することが多いんです。

なぜなら、優しすぎる人は自分への改善の意見まで全部聞いてしまうからです。

「自分の悪いところは直すので何でも言ってください!」というような、優しいリーダーにはみんな意見が言いやすいですよね。

だからみんなリーダーの「言い方」「態度」「対応」など、思い思いにいろいろな意見をたくさん言ってくれます。

でも、リーダーはその意見に全て答えることは本当にできるのでしょうか?

人には欠点が数えきれないほどあり、どこを欠点だと思うかは人によって変わります。

例えば、「私はあの人の言い方少し苦手だな」と感じる人もいれば、「私は特に何も感じないけどな」という人もいるように、それぞれに欠点だと感じるところはことなるんです。

つまり、これが5人で構成された店舗だとしたらリーダー以外の4人分、リーダーに感じる欠点があることになります。

これを優しすぎるリーダーは全部合わせようとしてしまうんです。

「もっと言い方を変えたほうが良いかな」「もっとこういう対応をしたほうが良いかな」「あの時の態度は間違っていたかな」

このようなことに悩みながら、どんどん自分を周りに合わせて変えていきます。

でも、それは果たして本当のあなたなんでしょうか?

人の数だけ自分を変えていかなければならない、そんなことをずっと続けていけるのでしょうか?

僕は絶対に無理だと思っています。

実際に僕が介護の仕事をしていた時にも、優しいリーダーほど周りの意見に押しつぶされ、心を病んで消えていきました。

人は自分を変えていくには限界があり、欠点が全くないスーパーマンになることはできないんです。

だから必要なことは、自分を周りに合わせて変えていく事ではなく、自分にはこういうところがあるということを、しっかり説明して受け入れてもらう努力が必要なんです。

自分のトリセツを作ってみよう

優しすぎるリーダーは自分が何とかすればいいという、自己犠牲の精神が非常に強い傾向があります。

確かに組織を運営していくうえで、自己犠牲を払える精神は必要なのですが、過剰な自己犠牲は結果的にあなたを潰してしまう事になります。

大事なことなので覚えてもらいたいのですが、組織とはあなた自身も含めて組織なんです。

つまり、あなたも幸せにならなければ、良い組織作りができたとは言えないんです。

みんなが伸び伸びやってはいるけど、リーダーには心労がたまり続けている組織が、良い組織なわけありませんよね。

だから、リーダーは周りに気を使い続けるのではなく、自分を知ってもらうことが必要なんです。

何年も同じ職場で働いている仲間のことを、あなたはどれくらい知っていますか?

多くの職場では自分のことを知ってもらったり、相手のことを知ろうとする努力をしていません。

だから、わかりあっている気になっていても、思っている以上にあなたは仲間のことを知らないし、仲間もあなたのことを知らないんです。

そこで必要になるのが、まずは自分のトリセツ(取扱説明書)を作ることなんです。

例えば、「自分にはよくこんな勘違いをされてしまう事がある」「こんなことが苦手だから助けてほしい」「たまに落ち込んでしまう事がある」「こんなことが得意」など、自分のことについて言語化していきます。

それを仲間と共有して話し合い、良いところも悪いところも含めてお互い受け入れていく努力をしていくんです。

もちろんこのトリセツでは西野カナさんの曲のように、やたらと自分勝手なことを書いて相手にマウントを取ってはいけません(笑)

例えば「少し短気なところがある」とトリセツに書いたからといって、毎日キレまくっていいわけありませんよね。

このトリセツはお互いに理解し合っていくきっかけになる、一つのツールとして健全に使っていくんです。

相手の欠点を指摘してあげることも大切なのですが、それ以上に小さなことであれば受け入れていく事が大切です。

お互いに受け入れていくためには、まずあなた自身を知ってもらい、みんなのことを知っていく必要があります。

周りに合わせて自分を変えていくのではなく、自分を理解してもらう努力をしていきましょう。

では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!

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