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【人材育成】驚くほど人が成長していく育成方法「フィードフォワード」とは

どうも河野圭祐です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は【人材育成】驚くほど人が成長していく育成方法「フィードフォワード」とはというテーマでお話ししていきます。

まず初めにいつものように「どうしてもこれだけは覚えてください!」、という結論からお伝えします。

それは、「人材育成はフィードバックではなくフィードフォワードをしてください」ということです。

あなたの会社では人材育成を問題なく行うことができていますか?

目まぐるしく変化していく現代では、人の価値観というのも多様になり、人材育成は多くの企業が抱える課題となっています。

人材育成にはいろいろな手法が使われていますが、その中で最もポピュラーなもので、「フィードバック」という手法がありますよね。

これは結果に対して行ったことなどを、そのまま伝えて改善を促すという方法になります。

確かにこのフィードバックも一定の効果は発揮するのですが、実は行動改善にはあまり繋がらないことが多いんです。

なぜなら、フィードバックとは過去に目を向けた指摘であるからです。

実際に行動を変えてもらいたいのであれば、過去ではなく未来に対してのアプローチが必要になりますよね。

そこで有効な方法になるのが、「フィードフォワード」なんです。

「フィードバック」「フィードフォワード」など、どんな手法であっても目的は相手に行動をしてもらうことであり、指摘だけして同じことを繰り返していたのでは意味がありませんよね。

今回はそんな相手に行動を起こしてもらうための、「フィードフォワード」について3分を目安にお話ししていきます。

インスタントスタディ、スタートです。

「フィードフォワード」とは?

フィードフォワードは未来への提案

「フィードフォワード(feed forward)」は言葉の通り将来に向けられたものであり、「フィードバック(feed back)」という過去に向けられたものとは反対の意味を持ちます。

この二つは似ているような言葉で、全く違う性質のものであると理解してください。

「フィードフォワード」は社員が過去に行ってきたことへの問題点を指摘せず、「解決策」にフォーカスしているのが特徴です。

未来に向けての前向きなアドバイスや、社員の自主性を尊重するコメントを残すことで、社員のやる気や自主性を促すことを目的としている手法なんです。

フィードフォワードのメリット

フィードバックは過去に起こったことに対して指摘を行う行為になります。

しかし、自分がやったことに対して指摘を受けることは、時に社員にとっては大きなストレスになってしまいます。

指摘を受けるとわかっていたら、それだけで怖くて委縮してしまいますよね。

また、指摘されるのもストレスですが、指摘をするのも大きなストレスになります。

このようにフィードバックは過去にフォーカスしている以上、ストレスというのは避けられないものなんです。

その反対にフィードフォワードは、理想としている未来の状態に対してアドバイスを行っていくため、指摘やダメ出しをしなくていいんです。

例えば、フィードバックは「ここが間違っている、もっとこうするべきだった、ここを直してほしい」など、どうしても指摘やダメ出しといったネガティブなイメージを持たれてしまいます。

しかし、フィードフォワードは本人が理想としている未来に対して、「もっとこうすると理想に近づくじゃないかな」というような、これから行う未来に対してアドバイスを行っていく非常にポジティブな手法なんです。

「フィードフォワード」の重要性

フィードフォワードは多様化する現代でこそ効果を発揮する手法になります。

今までの時代というのは軍隊のような教育を受けてきたため、フィードバックをしたことをそのまま実行に移してくれました。

しかし、現代ではフィードバックをしても、納得ができなければ行動に移さない、理不尽だと感じればすぐに辞めてしまうなど、人材育成は非常に複雑なものになってきています。

フィードバックの目的は改善などの行動を起こしてもらうことであり、行動に移してもらえなければ何の価値もありません。

行動に移してもらうためには、自分で考え選択することで主体性を持ってもらい、納得のいく土台の上でアドバイスを行っていく必要があります。

その為に必要になるのが、「フィードフォワード」という手法なんです。

フィードフォワードは「自分がうまくいっているところを自覚してもらい」、「理想の未来を考えてもらうことで本人の主体性を引き出し」、「理想の未来に対してアドバイスを行っていく」という方法で、驚くような成長を促していく理想的な教育方法になります。

「フィードフォワード」実践方法

フィードフォワードはまず、行っているプロダクトがあったとしたら、そのプロダクトがうまく進んでいる部分というのを自覚してもらいます。

自分はうまくいっている部分があると理解してもらったら、次にプロダクトの理想形を考えてもらいます。

そして、最後にその理想に対してのアドバイスを行っていきます。

こうすることで、本人も納得したアドバイスを送れるようになるんです。

フィードバックとは過去の出来事に対しての指摘になるので、本人が描いている理想とズレた指摘をしてしまう事があります。

例えば、「多くのお客様にも見てもらいたい」というサービスを提供したいのに、「見栄えを考えて事務所の中でやったほうが良いよ」というフィードバックをしたら、本人の意向とはズレてしまうため納得なんかしてもらえませんよね。

それに対してフィードフォワードは、本人から出した理想に対してアドバイスを行うため、「お客さんに見てもらうならもっと見た目をクリーンにしたほうが良いんじゃないかな」というアドバイスができるようになり、本人の意向ともズレず納得して行動に移してもらうことができるんです。

このように過去に対して指摘をするフィードバックではなく、未来にフォーカスしたフィードフォワードは、現代の人材育成には欠かせない方法になっているんです。

今回のまとめ

今回はフィードフォワードの有効性について話してきましたが、僕は決してフィードバックも悪い事ではないと考えています。

会社はどうしても学校ではないので、すぐに指摘しなければならない場面というのは必ずあります。

しかし、教育という面で考えれば、フィードフォワードを優先すべきだという事は間違いありません。

フィードバックやフィードフォワードなど、いろいろなことがあり混乱するかもしれませんが、会社というのはそれだけ複雑なものなんです。

僕はあまりスキルばかりを重視する考えは好きではありません。

何かスキルを身につければいいというものではなく、よりよい環境を作っていくために努力し続ける気持ちが一番大切なんじゃないでしょうか。

では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!

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