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【心理学】人間は印象で評価が決まる!人事で役立つハロー効果について解説

どうも河野圭祐です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は【心理学】人間は印象で評価が決まる!人事で役立つハロー効果について解説というテーマでお話ししていきます。

まず初めにいつものように、どうしてもこれだけは覚えてください!、という結論からお伝えします。

それは、「人間が人間を完璧に評価することは不可能だ」という事です。

あなたは普段の生活の中で、勝手に相手のことを印象だけで評価していませんか?

もし、していないと答えたあなたは、気が付かないうちに勝手に相手のことを、印象だけで評価しているかもしれません。

なぜなら、人間は「ハロー効果」の影響を必ず受けているため、気づかないところで相手の印象に引っ張られているからです。

ハロー効果とは相手の一部の印象に引っ張られ、他の評価も変えてしまう効果のことをいいます。

例えば、いつもニコニコしていて愛想が良い人を性格がよく感じたり、ピシッと決まったスーツ姿の女性は、自己管理がしっかりできていそうに感じますよね?

こういう小さな相手への思いこみが起こるのも、実はハロー効果が効いているからなんです。

実はこういった思い込みは、面接採用や人事評価などにも大きく影響を与えるんです。

今回はそんな、人間が生きていくうえでは避けては通れない、ハロー効果について3分を目安にお話ししていきます。

インスタントスタディ、スタートです。

ハロー効果とは

ハロー効果とは人間の心理の1つで、対象物に対して強い印象を感じ取ると、対象の印象を歪めてしまう心理現象を指します。

例えば、政治家の選挙演説に好感度の高い俳優が応援として参加すると、政治家が掲げる政策と俳優は全く関係ないにも関わらず、人は「あの俳優が応援しているんだから政策内容も良いに違いない」と思ってしまう傾向にあります。

コマーシャルで好感度の高い芸能人が広告に起用されるのは、「ハロー効果」に則った合理的な宣伝手法だと言えますよね。

口コミからわかるハロー効果のポジティブとネガティブ

ハロー効果にはいい印象を与えるポジティブな一面と、悪い印象を与えるネガティブな一面の両方があります。

口コミの評価が高いと、「これだけ多くの人が高く評価しているから、良いお店に違いない」というイメージを与え、実際の質よりも良く思う傾向にあります。

逆に評価が悪ければ、実際にお店に行っていなくてもなんとなく悪いイメージを持ち、そのお店は選ばれなくなってしまいます。

「ハロー効果」は良い方にも悪い方にも働くということは、ビジネスを行ううえでは常に意識したい部分です。

サービス内容とは全く別の部分で悪い印象を持たせるような要素があると、それだけでイメージは落ちてしまう可能性があります。

これは会社だけでなく個人であってもハロー効果というものがあり、良くも悪くも一つの印象に引っ張られやすいという事を、しっかり理解しておく必要があるんです。

人が勝手に相手を印象で評価している事例

人間には勝手に相手のことを評価してしまう、ハロー効果というものがあることは理解していただけたと思います。

次はさらに理解を深めていくために、実際の具体例をもとに説明していきます。

面接試験での実験

面接試験でもハロー効果はよく表れます。

面接官は短い時間で相手のことを理解しなければなりませんので、目から入ってくる印象にどうしても左右されてしまいます。

それを示す実験を日本テレビの「所さんの目がテン」というTV番組で行っていました。

美しいモデルの女性2人、一般の女子大学生2人ずつの計4人に模擬の就職面接試験を受けてもらい、面接官には2人だけを合格させるなら誰?というテストをしました。

その結果どうなったかというと、モデルは2人とも採用となり、一般の大学生は2人とも不採用となりました。

なんと普段から真面目に勉学に励んでいる女子大学生が不採用となり、全く関係ない見た目のいいモデルが合格するという結果になったんです。

恐らく普段から人の内面を重視している僕なら、迷わず女子大学生を選んでいたでしょう(嘘)

倒れても見捨てられるホームレス

その他にも海外でこんな実験がありました。

ホームレス風の男性が道端で倒れた場合と、スーツ姿の人が道端で倒れた場合で通りゆく人たちの反応は違うのかという内容の実験です。

その結果、スーツ姿の人の場合すぐに道行く人にたすけられました。

しかし、残念ながらホームレス風の人が倒れても5分以上放置されるという結果になったんです。

この倒れたホームレス風の人を見た時の人々の印象には、「働いていないのはみっともない」「倒れている人はろくな人じゃない」といった、見た目だけの印象が強く残り、助ける気持ちもそっちに引っ張られてしまったという事です。

人間が完璧に評価していくのは不可能

ここまでハロー効果を説明してきましたが、ここまでの話を聞いてあなたは、印象に左右されずに相手を評価できる自信がありますか?

正直言って僕はありません。

もちろんハロー効果のことは理解しているし、人は見た目なんかの印象ではわからないという事も、よく理解しているつもりです。

しかし、これまで30年以上植え付けられてきた、固定観念というのは、少なからず影響を及ぼします。

人間が人を評価する能力には、どうしても限界があるんです。

それは面接採用や人事評価でも同じことで、人間が完璧に評価していく事はできません。

だから組織に必要なのは、明確な評価基準という仕組みが必要なんです。

仕組みは不確定な人間の要素を、感情を取り除いてみることができる機械のようなものです。

評価の仕組みは現在のサイボディの課題の一つでもあるので、今後はしっかりと評価制度も確立していきたいと考えています。

面接採用に関しては「不適正スカウター」という、上場企業も取り入れているサービスがあり、AI診断によって自社に適正かどうか判断してくれるサービスです。

これのすごいところは、相手が嘘の回答をしている場合でも、虚偽の疑いありと判断してくれるので、面接のように嘘がつけないという事です。

現在サイボディも、この「不適正スカウター」の導入を検討しています。

下記にURLを貼っておきますので、良かったら参考にサイトを見てみてください。

『不適正スカウター』

人間は印象によって勝手に相手を判断してしまう生き物です。

でも、相手の本質的な魅力を理解しようとする、努力は誰にでもできます。

今日は是非、周りにいる人の見かけだけでなく、本当の魅力を探してみてください。

では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!

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