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【ストレス】商品が多すぎるお店はお客様をイライラさせる

どうも河野圭祐です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は【ストレス】商品が多すぎるお店はお客様をイライラさせるというテーマでお話ししていきます。

まず初めにいつものように「どうしてもこれだけは覚えてください!」、という結論からお伝えします。

それは、「商品数を絞ってクオリティを集中させてください」ということです。

商品が少ないよりも商品がたくさんあったほうが、お客様も選択肢が増えるから喜んでくれる気がしませんか?

しかし、それは全くの逆でお客様は商品がたくさんあるほうが、ストレスを感じてしまうんです。

なぜなら、人間にはブレインパワーというものがあり、自分で選ぶことに非常にストレスを感じる生き物だからです。

その証拠に商品数が勝負のAmazonなどのECサイトでさえ、おすすめの商品が上位に出て、レコメンド機能などもあり、なるべく簡単に選べるようにしていますよね?

これはブレインパワーによるお客様のストレスを、最大限に減らす努力をしているという事なんです。

このブレインパワーを理解していなければ、あなたのお店は商品数をやたらと増やして、お客様のストレスを与えるという無駄な努力をし続けてしまいます。

ブレインパワーは以前にも軽く説明しましたが、大切なことなのでもう一度、3分を目安にお話ししていきます。

インスタントスタディ、スタートです。

ブレインパワーとは?

ブレインパワーとは、選択や意思決定による脳のストレスのことで、これを受けた時人間は非常に強いストレスを感じます。

例えば、同窓会や集まりなどで、幹事を引き受ける人って少ないですよね?

会場を決めたり、予算を決めたり、二次会や三次会などの流れを考えたりと、想像しただけでも疲れてしまいませんか?

その理由は幹事というのは意思決定の連続であり、これがまさしくブレインパワーなんです。

このブレインパワーは非常に強力なストレスを与えるものなので、同窓会や集まりって次第になくなっていくんですね。

もっと身近なところで僕がよく経験するのが、奥さんに「今日夕飯どうする?」「次の休みどうする?」という質問に、「何でもいいよ」と、つい答えてしまい喧嘩が勃発することがよくあります(笑)

僕は経営者で意思決定することが仕事なので、意思決定に慣れているにもかかわらず、家ではめちゃくちゃストレスを感じてしまうんです。

それだけブレインパワーというものは強力だという事を理解しておきましょう。

ブレインパワーで潰れた居酒屋

僕が8年ほど前にある居酒屋に行った時の話です。

そのお店は壁一面にメニューが貼ってあり、100品くらいの商品数が並んでいるお店でした。

確かにそのメニュー数を見た瞬間はテンションが上がったのですが、いざメニューを選ぶ時にその気持ちは一転します。

それは、何を食べればいいのかわからなかったからです。

選ぶのがめんどくさくなったので、店員さんを呼びおすすめを聞くことにしましたが、定員さんは「全部おすすめです!」と自信たっぷりに答えたので、僕達は100品の中から自力でおいしいものを探さなければならなくなったんです。

イライラもしたので早々にお店を出たのですが、後日友人からそのお店は、カレーがおいしいらしいという話を聞いて、ますますよくわからんと思ったのを覚えています(笑)

そのお店はそれ以外にもダメなところだらけだったんですが、翌月にはきっちり潰れていました。

商品数が多ければお客様は喜ぶという、間違った考えの典型的な例ではないでしょうか。

商品を絞って急成長したApple

商品を絞って大成功した例として、iPhoneでおなじみのAppleがあげられます。

追い出されたスティーブジョブズが、再度AppleのCEOに着任し、まず行ったことは既存の商品を捨てる事でした。

会社というのは年数がたつにつれ、商品数が多くなり複雑化していきます。

当時Appleにも数百種類の商品を扱っていましたが、ジョブズはなんとiPhone、iPad、Macbookなど、7つの商品に絞り他の商品を全て捨てたんです。

その理由は、商品数が多ければいいというわけではない、という事を理解していたからなんです。

数百種類の商品を捨てて、7つに絞るなんてかなり勇気がいることですが、現在のAppleを見れば正解だったかどうかは一目瞭然ですよね。

このことから学ばなければいけない事は、大切なのは商品数を増やすことではなく、自社の強みが凝縮された商品ラインで勝負することだという事なんです。

例えば、Applewatchが新しく開発された時、確かにApplewatchは新しいが、技術やコンセプトは変わらない製品となっていて変わったのはパッケージだけです。

つまり、商品をただ増やすという考えではなく、自社の強みが凝縮されたパッケージは何かという考えを持つことが重要なんです。

そして、少数の洗練された商品ラインナップで、勝負していくことが大切なんです。

商品をただ増やしても、お客様にブレインパワーを与えるだけです。

あなたも今日は、余分なものがはぶかれた、自社の強みが詰まったパッケージは何なのか考えてみましょう。

では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!

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