どうも河野圭祐です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【基本知識】今さら聞けないフロントエンド・バックエンドとはというテーマでお話ししていきます。
まず初めにいつものように「どうしてもこれだけは覚えてください!」、という結論からお伝えします。
それは、「安い、無料の商品こそ妥協せず全力で提供しよう」ということです。
商品にはよく無料サンプルなどがついていることがありますよね。
これは、無料で商品を配ったとしても、その中の10%~20%はメイン商品を買ってくれるため、多くの商品で使われている手法です。
この無料で配るものがフロントエンドで多くのお客様を集める役割を果たし、メインの商品がバックエンドとなり大きな利益を上げていく仕組みになっています。
しかし、現代というのは無料サンプルというものが増えすぎて、サンプルを配ったコストに対してメイン商品への成約率が見合わない状況になっています。
無料サンプルや体験が多すぎて、無料サンプル自体の信頼性というのが落ちてきているんです。
だから、ただ単に無料で集めればフロントエンド・バックエンドの方式が当てはまるのかというと、非常に難しい時代になってきているんです。
今回はそんな、ビジネスでは欠かせない基本知識である、フロントエンド・バックエンドの正しい知識を、3分を目安にお話ししていきます。
インスタントスタディ、スタートです。
有料のフロントエンドの有効性
ビジネスにおいてフロントエンド・バックエンドの方式というのは、フロントエンドに満足したお客様が、本当に売りたいメイン商品を買ってくれる非常に強力なビジネスモデルです。
フロントエンドに満足したお客様が買ってくれるのであれば、とにかく人が集まるように無料で提供したほうが良いんじゃないかと思いますよね?
しかし、無料サンプルなど一切お金を取らないものは、現代では主流になりすぎていて存在が埋もれてしまい、無料サンプル自体の信頼というのも落ちてきています。
コスト面から考えても、僕が今書いているブログとかはコストがかからないので、クオリティが高いものを全力で届けられますが、商品などの無料のものにはかけられるコストに限界がありますよね。
そこで、有料のフロントエンドが有効になるんです。
有料のフロントエンドとは、本当に売りたい商品の低価格帯のものを用意して、そこでの体験によって満足した方がメイン商品を買ってくれるという、方式自体に大きな変わりはありません。
しかし、有料にすることで確かに集まる人数は減ってしまいますが、広告費などのコストを一部回収できるだけでなく、ひやかし客を切ることができるので本当の見込み客だけを集めることができるんです。
実際には制約に繋がらないひやかし客を集めてしまうと、そこに対しての対応のコストも出てきてしまうので、利益率というのも下がってしまいます。
このひやかし客というのは、無料だから使っただけでお金を払う気というのは一切ありません。
それに比べ数百円でもお金を払ったのであれば、お金を払う価値のあるものだと認識してくれた人という事になります。
同じ人を集める行為であっても、無料で集まる人と有料で集まる人の性質というのは、全く別のものなんです。
ただ無料で配って人を集めるのではなく、お金を取ってひやかし客を切り捨てましょう。
フロントエンドは安くても妥協しないクオリティを届ける
フロントエンドは安い、または無料のものを提供するのですが、そのうえで非常に重要なことがあります。
それは、フロントエンドは妥協することなく全力で提供するという事です。
さっきからフロントエンドの話ばかりしていますが、バックエンドであるメイン商品のクオリティが高くなければならないというのは、当然のことなのでバックエンドよりもフロントエンドのほうがずっと重要なんです。
フロントエンドで満足していただけることができれば、バックエンドも必ず満足していただけます。
考えてみてもらいたいのですが、YouTubeは無料で見れるものですが、バックエンドであるプレミア会員は「広告が出なくなる」「バックグラウンド再生」などの機能が追加となります。
でも、これってそんなにものすごい変化がありますか?
現状無料で使っているYouTubeが、少し快適に使えるようになるというだけの話ですよね?
それでも、無料のYouTubeが優秀すぎるので、バックエンドであるプレミア会員というのも制約することができるんです。
つまり、バックエンドの成約はフロントエンドの優秀さで決まるため、フロントエンドは無料だろうが安かろうが、出し惜しみすることなく全力で提供することが大切なんです。
フロントエンドで素晴らしい体験を提供することができれば、あなたが本当に売りたい商品も買っていただくことができます。
あなたのサービスにも無料の体験があるのなら、そこでどんなに素晴らしい感動を提供できるのか考えてみましょう。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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