どうも河野圭祐です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【ブランディング】そのブランディングは間違っている!ブランド構築の本質とはというテーマでお話ししていきます。
まず初めにいつものように「どうしてもこれだけは覚えてください!」、という結論からお伝えします。
それは、「少なくてもファンがいればそれはブランドだ」という事です。
あなたは、ブランドとはどのようにして作られるのか説明してください、と言われたら何と答えますか?
「たくさんの人に愛される」「印象的なロゴマーク」「洗練された店舗」「きれいなホームページ」
ブランドを構築していくうえでたくさんの要素が、頭に浮かんできますよね。
しかし、実際にブランドを作っていくのに必要なのはたった一つだけで、それはファンを作っていく事です。
人はブランドを構築しようと考えた時、真っ先にカッコイイロゴマークや、きれいなホームページを作りたがります。
しかし、現実にはその程度ではブランドなんて作ることができないんです。
実際にファンを作っていくのは、目に見えるロゴやホームページではなく、目に見えないお客様との日々の関りが作り上げていくものなんです。
これを理解していなければ、無駄な努力ばかりしてブランドを構築していく事はできません。
今回はそんな、ファンを作っていくために必要なブランディングについて、3分を目安にお話ししていきます。
インスタントスタディ、スタートです。
ブランドを理解しよう
インターネットやSNSの普及によって、誰でも情報が自由の手に入る時代になり、選ばれる企業になるためにブランディングは企業の大小限らず、必要不可欠なものになりました。
ブランディングとはブランドを構築していく取り組みであり、まずはそのブランドの概念から理解していく事が必要になりますので説明していきます。
ブランドとは頭の中で「パッ!」っと思い浮かぶもの
まずは基礎的な話ですが、ブランドとはそのジャンルを聞いたときに、頭の中にパッと浮かぶものがブランドになります。
例えば、「スポーツ用品と言えば?」という質問をされた場合、多くの人は「ナイキ」と答えます。
これはスポーツメーカーの中で圧倒的なブランディングに成功しているナイキだからこそ、多くの人の頭の中にパッと浮かぶという事ですね。
このパッと思い浮かぶ人の多くはその会社や商品のファンであり、このファンによってブランドというのは構築されていくんです。
このナイキくらいの規模感の話を聞いてしまうと、ブランディングは自分達とは縁のない話に聞こえてしまうかもしれませんが、そこは少し冷静に考えていただきたい。
なぜなら、別にナイキのように何千人、何万人の頭の中にあなたの会社や商品が、パッと思い浮かぶ必要はありませんよね?
少ない人数であっても、あなたの会社や商品を聞いて、頭の中にパッと浮かんだ人というのは、あなたの会社や商品のファンである可能性が高いんです。
少なくてもファンがいたらそれは立派なブランドだ
ブランドを構築しようと考えた時、多くの人はとにかく大勢のファンを獲得して、自分のブランドを大きくしようとします。
しかし、この考え方は間違っていて、ブランドを構築できずに沈んでいってしまうんです。
なぜなら、ブランドとはファンが自然発生させるものであり、無理にブランドを広げようとする行為は、今いるファンをないがしろにして失ってしまう危険性があるからです。
あなたの会社や商品をブランディングしていくうえで、初めから多くのファンなんて必要ないんです。
それを理解せずにロゴやホームページといった、見た目ばかりに気を取られる人は、ファン作りの本質を理解できずに終わってしまうんです。
例えば、汚い店内で看板も出ていないようなラーメン屋でも常連さんを大事にしていれば、常連さんは後輩を連れてきて、その後輩は友人を連れてきて、そこからさらに広がっていくお店の評判はさらにファンを作っていきます。
ナイキのように大規模ではありませんが、これも立派なブランドではないでしょうか?
ブランディングの本質とは今いるお客様をより大切にし、新しいお客様との接点をいかに増やせるかというところが本質になるんです。
ファンが多くなければブランドではないという考えは間違っているんです。
ブランド構築の鍵はお客様との日々の接点
ファンを作る過程というのは、宗教に非常に似ています。
宗教ではバイブルを配り、教会で集会などを行い、そこから口コミで友人を誘うなど、徐々に宗徒を増やして広がっていきます。
これが会社の場合には、広告やパンフレットを配り、来店していただいた方に満足していただき、友人や家族を連れてきてくれることが理想的な広がり方です。
両方とも共感を生んで、口コミで徐々に広げていくというところは、非常に似ている部分がありますよね。
この宗教と会社のファン作りには、一つ共通している部分があります。
それは、人との接触による関わり合いに重点を置いているというところです。
宗教で宗徒になる人というのは、十字架やモニュメントを見て入っているわけではありません。
その宗教の教えを誰かに説いてもらい、そこに共感した人がファンになり宗徒になっているんです。
この十字架やモニュメントというのは、会社におけるロゴやホームページのことになります。
会社においてもロゴやホームページを見てファンになる人なんていません。
その会社や商品に触れた時に感じた、人との関りによってファンになっていくんです。
だからファン作りにいきなりカッコイイロゴや、きれいなホームページなんていらないんです。
地道にしっかりとファンを増やしていけば、自然とあなたの会社は儲かるようになっています。
儲かりさえすれば自社のブランドへの思いが詰まった、カッコイイロゴを作っていく事はいつでもできるんです。
まずは見かけに気を取られるのではなく、目の前のファンの方に全力を尽くしましょう。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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