どうも河野圭祐です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【不安解消】客観的に自分を見れば楽になる、心の捉え方を変えてみようというテーマでお話ししていきます。
あなたは何か見えない不安に襲われることはありませんか?
将来のことが急に不安になったり、自分はこのままでいいのかと現状が急に不安になったり、存在もしていないものが急に不安に思えてしまう事ってよくありますよね。
僕も以前は見えない不安に良く苦しめられていたので、そんなあなたの気持ちはよくわかります。
急に将来のことが不安になって、子供たちを路頭に迷わせたらどうしよう、会社が失敗して一人ぼっちになったらどうしよう、いろいろな不安に襲われることがありました。
しかし、ちょっとした心の捉え方を変えただけで、心をぐっと楽にすることができたんです。
その心の捉え方とは、「客観的に心を見る」という正しい心への理解を深めることです。
正確に言えば今も不安がやってくることはありますが、以前のように不安に押しつぶされそうになることは無くなりました。
あなたの心が不安に覆われている時、本当にあなたの心自体が曇っているのでしょうか?
今回はあなたが見えない不安に陥らない為に、正しい心の捉え方について3分を目安にお話ししていきます。
インスタントスタディ、スタートです。
正しい心の捉え方
まず初めに理解していただきたいのは、心をコントロールすることは不可能だという事です。
心とは過去や未来など、現在では存在しないものに対して、大きな不安を感じてしまいます。
不安というのは、無理矢理ポジティブに考えようとしたり、不安を取り払おうともがけばもがくほど、不安の沼に沈んでいきます。
だから、不安を解消したいのであれば、コントロールするのではなく、そういう状態なんだと客観的に受け入れることが必要なんです。
雲の上はいつだって晴れている
あなたは不安に襲われている時の心の状態を、どんなふうに捉えていますか?
あなたの心はどんより曇ってしまい、いつまでも晴れることのない真っ暗な世界に、ポツンと一人取り残されたように感じてはいませんか?
そんなあなたはこんなふうに考えてみてください。
今日の天気は曇っていて今にも雨が降り出しそうな空をしています。
しかし、あなたが飛行機に乗って、その雨雲の上まで上昇したら、天気はどうなっているでしょうか?
そう、雨雲の上の天気はいつだって晴れているんです。
不安な時の心の正しい状態というのもこれと同じで、あなたの心が曇っているわけではなく、晴れた心の前に少し雨雲が出ているだけなんです。
雨雲はいずれは過ぎ去っていき、また晴れた空に戻っていきます。
つまり、今は晴れた心の前に、少しの間雲が出ている状態なんだと、客観的に捉えるだけで、不安への向き合い方というのは大きく変えることができるんです。
どうでしょう?この捉え方の違いによって大きく気持ちが楽になりませんか?
いつか必ず晴れる空のように、心が晴れない事はないんです。
心を捉えるときは映画監督ではなく観客に
心を上手に捉える方法は、映画に例えることができます。
人生というあなたの物語を作っていくためには、当事者意識をもって主体的になることが重要で、監督であることが必要になります。
誰かが書いたシナリオを演じるのではなく、自分が監督として物語を作っていく事は大切なことですよね。
しかし、監督として物語を作っていくと、今度は物語の中に入り込んでしまい、物語が今どんな状態なのかを把握することができなくなってしまいます。
こういった状態を心で表すなら、パニックや不安といった、どうしたらいいのかわからない状態になってしまうんです。
だから、人生という物語を作っていくためには、監督であると同時に、観客としても自分の物語を見ていく必要があるんです。
あなたがお客さんとして映画を観るときには、好きなシーンや嫌いなシーン、感動するシーンや嫌悪感を抱くシーンなど、その時々のシーンをスクリーンを一枚挟んだ向こうから感じていますよね?
心も同じで、今のは好きなシーン嫌いなシーンというように、物語を見るような感覚で捉えていけば、その時々の感情にのまれることなく、客観的に今の心の状態を理解することができるんです。
人間には現在(いま)しか存在しない
心を客観的に捉えることの一番の目的は、現在(いま)に集中することです。
現在に集中すると言われても、どういうことなのかよくわかりませんよね?
では、まず30秒間目をつむってみてください。
そうすると、過去の出来事や、未来への不安など、様々なことが頭に浮かんでくると思いますよね?
その目を閉じた暗闇の中で、頭に浮かんできたものは全てあなたの妄想です。
そして、目を開けてみてください。
その目を開けて映っているものだけが、あなたの現在なんです。
人の過去や未来という妄想は、一日の中で何度もあなたを襲ってきます。
それだけ、過去や未来といった妄想は恐ろしく、強い力を持っているんです。
しかし、目をつむって開けた時のあなたの目の前に、過去の嫌な出来事は存在しましたか?あなたを責めるような人が存在しましたか?そんなものはいませんよね?
あなたが苦しんでいるのは全てが妄想なんです。
先ほども話しましたが、あなたの心はいつだって晴れていて、不安を感じるときというのは、妄想という雨雲が少しの間でているだけなんです。
心を客観的に捉えることができなければ、心は不安に飲み込まれてしまいます。
だから心を見るときには、映画の監督ではなく、お客さんとして観客席から見ることが必要なんです。
もちろん心を客観的にみる努力をしたとしても、不安に負けそうになる時もあると思います。
そんな時には、僕に何でも話してください。
あなたの不安を解消するなんておこがましい事は言えませんが、全力であなたの不安に寄り添います。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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