どうも河野圭祐です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【PREP法】伝え方を知るだけであなたの言葉は100倍伝わるというテーマでお話ししていきます。
まず初めにいつものように「どうしてもこれだけは覚えてください!」、という結論からお伝えします。
それは、「結論から話しましょう」という事です。
結論から話すという言葉はビジネスに関わる方であれば、一度は耳にしたことがあるかもしれない基本的な話になるのですが、とても大事なことになるのでお話ししていきます。
世の中には話がうまい人と下手な人がいますが、話が下手な人には共通点があるんです。
それは何の話をしているのかわからないという事です。
話を聞いてみたけど何の話か分からなくて、リアクションに困ることってありますよね。
だから話というのは、何の話なのかという結論から話していかなければならないんです。
なぜなら、まず初めに何の話なのか理解してからでなければ、細かい内容を説明されても理解することができないからです。
伝え方を理解していなければ、人からの信頼を得ることはできません。
今回はそんな重要な、伝え方について3分を目安にお話ししていきます。
今日も僕の頭と心を共有していきます。
インスタントスタディ、スタートです。
なぜ結論から話さなければならないのか
なぜ結論から話すことが必要なのかというと、それはコミュニケーションの鉄則だからです。
よく人は伝えるという意味を勘違いして、話しただけで満足する人がいます。
しかし、言葉は話すだけではなく、相手に伝わらなければ意味がありません。
よく会議で決まった内容を周知する時に、しっかり話したつもりだったのに全然話した内容が実行されず、「自分はちゃんと内容を話したのに」とガッカリすることありますよね。
なぜそんなことになってしまうのかというと、話すと伝えるという事は全くの別物だからです。
そして、伝えるためには伝え方というものがあり、それを理解するだけで伝わるレベルは格段に上がり、短い時間で相手に必要なことを伝えることができます。
1つ例として掃除の業務改善について提案する時に、結論から話さないAと、結論から話すBの場合を比較してみましょう。
A「少しお時間良いでしょうか?シャワールームの掃除は時間がかかるので、〇〇の業務と〇〇の業務を入れ替えて、〇〇の業務を無くすように改善したほうが良いと思います」
どうでしょう?この話の出だしでは質問なのか提案なのかただの話なのか判断できず、内容を聞き終わった後に「あっ!業務改善の話か」となるので、メモも取れずもう一度内容を一から説明してもらわなければなりませんよね。
では結論から話すBの場合はどうでしょう。
B「シャワールーム清掃の業務改善についてお話があるのですが、少しお時間よろしいでしょうか?シャワールームの掃除は時間がかかるので、〇〇の業務と〇〇の業務を入れ替えて、〇〇の業務を無くすように改善したほうが良いと思います」
どうでしょうか?まず初めに業務改善という結論から話しているので、メモを準部することもできるし内容が頭に入ってきますよね。
このように伝え方を変えるだけで、こんなにも伝わり方というのは変わってしまうので、結論から話すことはコミュニケーションの鉄則なんです。
伝え方とは別に高度な技術が必要なわけではなく、結論から話す順番を理解するだけのとても簡単なものです。
では、具体的にどのような順番で話していけばいいのか説明していきます。
言葉の正しい伝え方実践法
言葉を正しく伝えていくためには、正しい順序で話していくことが必要になります。
僕達は子供の頃から言葉は順番通りに話して、結論は最後に話すという教育を受けてきました。
例えば学校の作文なんかでも起承転結という事を教わり、結論を最後に持ってきていましたよね。
数学でも「A+B+C+D=E」のように答えという結論が最後にくる教育を受けてきました。
確かに子供の頃は結論を最後に持ってくるのが正解だったのですが、大人になり社会に出た場合は評価される順番というのは全くの別物になってしまいます。
社会に出たらいかに言葉を伝えられるかというのは、非常に重要なことですよね。
そこで伝わりやすい順番で話していくために必要なことは、「PREP法(プレップ法)」という結論から話していく方法論を使っていくことになります。
PREP法とはそれぞれの用語の頭文字をならべたもので、「Point=結論」「Reason=理由付け」「Example=具体例」「Point=結論」となっていて、これを繰り返して伝えていく方法です。
これを普段から意識して話していくだけで、あなたの話し方というのは非常にクリエイティブになります。
簡単に言うと「この人頭良さそう!ステキ!」と、思わせることもできてしまうんです(笑)
PREP法は話すことだけではなく、文章を書くことにおいても必要になり、文章と言葉というのは同じだと思って問題ありません。
具体例として上記の「なぜ結論から話さなければならないのか」をもう一度読んでみてください。
「コミュニケーションの鉄則である」という結論から入り、「相手に伝わらなければ意味がない」という理由付けに続き、「業務改善」という具体例を出し、「コミュニケーションの鉄則である」という結論でまとめています。
このように話す時でも文章を書く時でも、PREP法という正しい順番で伝えていくことが必要になるんです。
でも、確かに伝わりやすいかもしれないけど、いきなりPREP法を完璧に使っていくことは難しいことなのですよね?
だから、まずは結論から話すという事だけ意識していけばいいと思います。
いきなり完璧にこなしていく必要はないので、結論から話すことだけ意識して、あなたの言葉を届けていきましょう。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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