どうも河野圭祐です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【糖尿病】日本人は太ることが許されない!日本人が肥満になる危険性を解説というテーマでお話ししていきます。
まず初めにいつものように、どうしてもこれだけは覚えてください!、という結論からお伝えします。
それは、「日本人は太ることが許されない人種だ」という事です。
あなたは日本人がBMI25以上になると、肥満と認定されるのをご存知でしょうか?
これは厚生労働省で定められた基準であり、これに対しアメリカ人の肥満の基準はBMI30以上と、日本人より高めに設定されています
このBMIは身長170cmの男性の体重で比べると、日本人72kg以上、アメリカ人87kg以上となっており、アメリカ人に比べて日本人の基準がかなり厳しい事がわかりますね。
これだけ見ると日本人の基準が、ただ厳しすぎるんじゃないかと思われるかもしれませんが、実はそんなことはないんです。
なぜなら、日本人は太ることが許されない民族だからです。
日本人はアメリカ人と違い、膵臓で分泌されるインスリンの量が少なく、太ってしまうと糖尿病に簡単になってしまうんです。
今回は日本人なら必ず理解しておかなければならない、日本人は太ってはいけない理由について、3分を目安にお話ししていきます。
インスタントスタディ、スタートです。
糖尿病とは
糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。
インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。
血糖の濃度(血糖値)が何年間も高いままで放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気につながります。
糖尿病はなってしまうと、定期的に注射でインスリンを投与しなければならず、食事も自由にとることはできなくなるので、考えただけでも怖いですよね。
糖尿病になるとインスリンが十分に働かなくなるのには、2つの原因があると言われています。
インスリン分泌低下
膵臓の機能の低下により、十分なインスリンを作れなくなってしまう状態です。
インスリンは細胞のドアを開けるための鍵になるものなので、インスリンが少なくなると細胞に入る鍵が不足しているような状態になります。
そうすると糖が細胞の中に入れず血液中にあふれてしまいます。
インスリン抵抗性
インスリンは十分な量が作られているけれども、効果を発揮できない状態です。
運動不足や食べ過ぎが原因で肥満になると、インスリンが働きにくくなります。
鍵であるインスリンがたくさんあっても、細胞のドアのたてつけが悪く、開けることができません。
この場合も、血液中に糖があふれてしまいます。
糖尿病ではこの2つが影響して血糖値が高くなってしまい、心臓病、失明、腎不全、足の切断といった、重い合併症を引き起こしてしまうんです。
日本人が太ってはいけない理由
日本人はアメリカ人に比べて、太ってはいけないのには理由があります。
それは、古くから続けてきた食文化という民族的な違いにより、内臓の働き自体が違っているという事が原因で、日本人はそもそも太ることが許されない人種なんです。
日本人はインスリン分泌量が低い
長い人間の歴史の中で、アメリカ人は牧畜が主で肉・ミルク・バターなど動物性脂肪が多い食事が中心だったため、多くのインスリンを必要としていました。
一方、日本人は農耕が主でインスリンをさほど必要としません。
その結果、アメリカ人は日本人と比べると、インスリンを分泌する膵臓がより発達しました。
日本人の膵臓の重さは平均70~100gである一方、アメリカ人の膵臓は100~140gで、日本人の1.5~2倍の重さをしているんです。
実際のところアメリカ人は血糖値を下げる働きのあるホルモン、「インスリン」の分泌能力が日本人の1.5~2倍くらいあると言われています。
つまり、日本人は膵臓の機能がもともと低く、太ることができない人種なんです。
日本人は痩せていても糖尿病になる!?
日本人はインスリンの分泌能力が低いため、「少しの肥満」でも糖尿病になってしまいます。
少しの肥満とは一般的な見た目では判断できないくらいの肥満で、服を着ていたら痩せているようにも見えるかもしれません。
アメリカ人が糖尿病になる場合には、ほとんどの場合がかなり太っている状態であり、痩せて見える状態で糖尿病になる日本人はかなり特殊だと言われています。
先ほども説明したように、日本人は膵臓の機能がもともと弱く、肥満になってくるとすぐに機能が低下していきます。
その為、気づかないうちに血糖値がどんどん高くなり、あっという間に悪くなってしまうんです。
日本人には食事管理と運動習慣が必須
日本人が太ることが許されない以上、食事の管理と運動習慣というのは、必要不可欠なものになります。
食事管理といっても、厳しい食事制限をするのではなく、普段から少し気を付けるだけでも全然違います。
運動も毎日激しいトレーニングをしろというわけではなく、週3日程度ウォーキングをするだけでも肥満防止には効果があります。
大切なのは、「太ったら困る」とか「そろそろ痩せなきゃな」みたいな感覚から、「日本人は太ることが許されない」という認識にマインドを切り替えることが大切です。
膵臓の機能低下は症状がわかりづらく、気づいたときには手遅れになってしまいます。
まずはできるところから、普段の生活習慣を見直していきましょう。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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