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【ダイエット】さつまいもは調理方法によって太る!?変化するGI値

どうも河野圭祐です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は【ダイエット】さつまいもは調理方法によって太る!?変化するGI値というテーマでお話ししていきます。

まず初めにいつものように「どうしてもこれだけは覚えてください!」、という結論からお伝えします。

それは、「さつまいもは焼いてしまうと太る」ということです。

さつまいもは甘くておいしいにも関わらず、太りづらいダイエット食品として有名です。

その理由は食品ごとに変わるGI値というものにあり、このGI値が低い食品はダイエットに適した食品と言われているんです。

あんなにおいしいものを食べて痩せられるなんて、ちょっと驚きですよね。

特に焼き芋なんてねっとり甘くてもうただのスイーツと変わらないじゃないですか。

しかし、さつまいもには調理方法に注意点があり、なんと焼いてしまう調理方法である焼き芋は、GI値が跳ね上がって本当にただのスイーツを食べているのと変わらなくなってしまうんです。

今回のさつまいものGI値に関しては、僕も最近まで知らなかったことで、ダイエットする人には必須情報だと思ったので、3分を目安にお伝えしていきます。

インスタントスタディ、スタートです。

さつまいもは調理方法によって太る!?変化するGI値

ダイエットにおけるGI値の重要性

GI値とはグリセミック・インデックスの略で、食品を摂取した後の血糖値の上昇度合いを表したものです。

GI値が高い食品は血糖値が急激に上がりやすく、低い食品は緩やかに上昇していきます。

ダイエットとはこの血糖値を急激に上げないというのが、非常に重要なポイントになってくるんです。

血液中に含まれる糖が急激に上昇すると、体はインスリンというホルモンを分泌して血糖値を下げようとします。

しかし、このインスリンは新しい脂肪の生成を促進したり体内の脂肪分解を抑制する働きも持っています

つまり、高GI食品は血糖値を急上昇させてインスリンを大量に分泌し、その効果で脂肪をより多く作り出し、脂肪の分解も妨げてしまう効果があることから、肥満体質に繋がりやすいということになります。

ダイエットを成功させたいのであれば、このGIが低い食品を選ぶことが必要になるんです。

さつまいもと他の主食のGI値比較

さつまいもは低GI食品となっていて、ダイエットに非常に有効な食品と言われています。

ご飯やパンなど、代表的な主食のGI値と比較してみましょう。

  GI値
白米 84
食パン 91
うどん 80
パスタ 65
そば 59
さつまいも 55

ご飯や食パンが非常に高く、そばなどが低くなっています。

目安として、70以上が高GI、56〜69が中GI、55以下が低GIと言われているので、さつまいもはGI値が低い食品だということがわかります。

GI値のというのは糖質の吸収が早いか遅いかによって決められ、糖質の吸収が早ければインスリンが大量に分泌され太ることに繋がります。

さつまいもは食物繊維やポリフェノールの働きで、ゆっくりと糖質が吸収されるため、太りづらい低GI食品となっているんですね。

しかし、さつまいもは特殊な性質を持っていて、調理方法によってGI値が変化してしまうんです。

調理方法によって変化するさつまいものGI値

さつまいもの調理方法別に、GI値の変化をみてみましょう。

  GI値
干す 55
焼く 80~85
茹でる 40~50
蒸す 45~50
油で揚げる 70~80

焼き芋にするとGI値が一気に高くなり、ご飯やパンと変わらなくなってしまうのがわかりますね。

これは焼き芋は長時間かけて加熱されているので、でんぷんの多くが麦芽糖に変化して吸収されやすくなっているからです。

また、クロロゲン酸という血糖値の上昇を抑える働きのあるポリフェノールは熱に弱く、長時間の加熱で分解されてしまっているのも要因の一つです。

「じゃーダイエットをするなら焼き芋は諦めなきゃいけないなぁ…」

そう思った焼き芋好きなあなた!ちょっと待ってください!

実はダイエット中でも焼き芋が食べられる方法があるんです。

焼き芋好きダイエッターのための「冷やし焼き芋」

ダイエット中にも焼き芋が食べられる方法があり、それは冷やして「冷やし焼き芋」にして食べるという方法です。

これは冷やすことで、サツマイモのでんぷんが「レジスタントスターチ」という物質に変わるからです。

「レジスタント」とは消化されにくいという意味で、「スターチ」はでんぷんです。

先ほども説明したように、吸収が遅くなれば血糖値の上昇を抑えられ、低GI食品としてダイエットに向いた食品となります。

焼き芋は4℃以下で冷やしていくと、レジスタントスターチが増え、低GI食品へと変化していくんです。

レジスタントスターチは、腸で食物繊維と同じ働きをして、血糖値やコレステロール値の上昇を防いだり、排便を促したりしてくれます。

どうしても焼き芋を食べたいんだという、焼き芋ファンの方は是非冷やし焼き芋を試してみてください。

さつまいもは調理方法によって、ダイエットの敵にも味方にもなります。

ダイエットは基本長期的な取り組みになり、いかにスイーツなどの代替えを用意できるかというのも、継続していけるコツになります。

正しい調理方法を理解して、さつまいもを力強い味方につけましょう。

では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!

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