どうも河野です。
今回は「意見が言えるようになる方法」というテーマでお話ししていきます。
まず初めに「今日これだけは覚えてくれ!」という結論をお伝えします。
それは、「答えを考える前にディスカッションを起こせ」ということです。
あなたは会議などで質問されて答えが出せずに困った経験はありませんか?
意見を求められているのに意見が言えず、し~んとした雰囲気が数分間続いていく、あの時間は地獄ですよね(笑)
今回はそんな多くの人が直面する意見が言えるようになる方法に関して、3分を目安にお話ししていきます。
今日も僕の頭と心を共有していきます。
インスタントスタディ、スタートです。
【会議】意見が言えるようになる方法
感情ではなく頭で答える
僕はたまに「なんで質問を即答できるんですか?」と聞かれますが、結論を言うと僕は全てのことに即答しているわけではありません。
むしろ結構な確率でよく考える時間をもらってから答えています。
もちろん何日も何時間ももらいませんが、1分から数分くらい時間をもらうことはよくあります。
なぜかというと、頭の中で様々な場面とリンクさせるためには、どうしても時間が必要な場合が多いんです。
あなたは質問には即答しなければいけないと思っていませんか?
確かに自分も納得できる答えを即答できれば、それに越したことはありませんが、たいていの場合は難しいですよね。
それに無理に即答しようとして出した答えは、脳を動かさず感情や雰囲気に流されての意見になってしまうので、大抵の場合は後悔することになります。
友達からの誘いを何も考えずに即答でOKして、後から後悔することってあるじゃないですか?
ちょっと場面などは違いますが、脳を全く動かさずにその場の感情と雰囲気だけで判断しているという点では全く同じことです。
友達などのプライベートであれば、後から「ごめんね☆」で済むかもしれませんが、仕事での判断というのは、お客様、メンバー、会社、自分、全ての影響を考えなければいけないので感情での意見はしてはいけませんよね。
大切なのは自分の頭で考えて、自分が腹落ちした意見が言えるという事です。
では、その腹落ちした意見が言えるようになるためには、どうしていけばいいのかについて説明していきます。
答えを考える前にディスカッションを起こせ
まず初めに理解してもらいたいのは、答えとは必ず自分の過去の経験の中から導き出しているだけなので、決してあなたの能力が低いわけではありません。
だから、あなたがなかなか答えが出なかったり即答できないことは、単純に経験がまだ浅いのと頭を今まで使っていなかったという事だけなんです。
この経験をつむという行為は、何か特別な経験をしなければならないとかではなく、「脳を動かして答えを出す」という普段からできる経験だけなので、今から経験をつんでいくことができるんです。
その経験をつむためにまず行うことは、答えが出なかった時に「自分が感じた第一印象を口に出してみる」ということです。
例えば何かプロダクトへの意見を求められたときに心の中で、何かははっきりわからないけど、引っかかるもやもやしたものを感じるときってあるじゃないですか?
こんな時には「すごいいいプロダクトだと思うんですけど、言葉では出てこない何かある感じがして、なんかもやもやがあるんですよね」みたいな、第一印象を素直に口に出してみましょう。
そうすると何が起こるのかというと、ディスカッションが始まるんです。
僕が時間をかけるといったのは、基本的にはこのディスカッションに時間をかけるという事なんです。
そして始まったディスカッションの中からは、シフトの問題であったり、既存のサービスとの兼ね合い、管理の問題など、今までになかったあなたのもやもやを、みんなで導き出していくことができるんです。
そしてあなたのもやもやは、このディスカッションという会話の中で脳が動くことで言語化されていき、自然と答えとして出てくるものなんです。
初めは全然話さなかった人が、話しているうちどんどん意見が出てくるようになる事ってよくありますよね。
だから質問の答えとは自分一人で考えて出すことよりも、ディスカッションを起こすことのほうが重要なんです。
そして、その経験を自分の頭の中のタンスにしまっておくことで、いつでも引き出すことができるようになる。
即答しているように見える人は、みんなこの「脳を動かして答えを出す」という経験を、豊富につんでいるだけなんです。
だからあなたも今から、ディスカッションを起こして脳を動かす経験をつみ上げていきましょう。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で
今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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