どうも河野です。
今回は、組織を崩壊させる危険な思考「分断本能」について解説していきます。
あなたは生きている中で、仕事ができる人とできない人、お金持ちと貧乏、頭が良い人と悪い人、もっと細かいところでいうと良い事と悪い事など、2つのグループに分けてしまってはいないでしょうか?
これは人間には分断本能という何事も二極化させようとする本能が備わっているからで、この分断本能は人間関係はもちろん、組織運営をしていくうえでも非常に大きな弊害となります。
なぜなら実際の世界には、どちらでもない普通の人のほうが圧倒的に多いからです。
今回はそんな良い組織を構築していくうえでも、プライベートの人間関係を構築していくうえでも重要な「分断本能」について、3分を目安にお話ししていきます。
今日も僕の頭と心を共有していきます。
インスタントスタディ、スタートです。
組織を崩壊させる危険な思考「分断本能」
分断本能とは?
ではまず、分断本能とはなんなのかについて解説していきます。
分断本能は物事を二極化して判断してしまう本能なのですが、なぜこのような思考になってしまうのかというと、一番の要因は二極化した方が楽だからです。
人は生きていくうえで、最もストレスのかかる行為は、実は判断する行為なんです。
例えば携帯ショップでスマートフォンの契約をする時を思い出してください。
「ABCDどのプランにいたしましょう?」「こちらのオプションはいかがいたしますか?」「ことらのオプションも非常に人気ですよ」「ご一緒にケースはいかがでしょう?」
こんないろいろな選択を迫られた時、あなたはストレスを感じませんでしたか?
僕は発狂しそうになるくらいストレスを感じます(笑)
これはブレインパワーといって、人間は物事を判断したり決断する時に非常にストレスを感じるようになっているんす。
この仕組みを最大限に利用して、MAXストレスをかけて判断できないようにさせているのが、携帯ショップなどの手法になんです。
少し話がそれましたが、人間は二極化してシンプルに物事を考えてストレスからなるべく逃げるようになっている、これが分断本能という事です。
分断本能がなぜ危険なのか
では次に分断本能を理解していないと、なぜ危険なのかについて解説していきます。
もし組織の中で分断本能を理解していないと、従業員のことを「優秀か優秀じゃないか」、「向上心があるか無いか」、「良いやつか悪いやつか」など、評価を二極化して考えてしまいます。
でも実際あなたの組織には、そのどちらでもない人の方が多くないですか?
例えば優秀ではないけどちゃんと教えてあげれば上手にできる人もいれば、この分野は苦手でもこっちの分野は得意な人もいる、話し方はサバサバしていて冷たいけど気遣ってくれる人、成長したいとは思っているけど幸せに暮らしていければそれでいいという人だっている。
つまり、ほとんどの組織の大多数は、どちらでもない中間の人達で構成されているという事なんです。
この分断本能は全員が理解していたほうがいいのですが、特にリーダーは絶対に理解していなければいけません。
僕の会社でもこの中間人たちの割合の方が圧倒的に多いと思いますが、これは決して悪い事じゃなくて、大事なのはリーダーが組織には中間の人達の方が多いことを理解して、その人達の価値観を尊重してあげられるかどうかなんです。
もちろんその意見をうのみにして要求を全部聞いては絶対いけませんが、その意見に寄り添って理解をする努力はリーダーとしてしなければなりません。
孫正義さんとかホリエモンみたいに天才ではない僕達が、自分達の会社を大きくしていきたいと思うなら、中間の人達の協力は無くてはならないからです。
大企業ではない小さな中小企業には決して東大や慶応卒の超優秀人材なんて入ってきません。
それならばやる事は、僕達のような普通の人達が結束して立ち向かっていくしかないんです。
金があるでかい企業だけが強い組織を作れるわけじゃない事を証明してみせましょう。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で
今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
それでは、レッツサイボディ♬
ブログ更新通知はTwitterで!
↓↓↓フォローよろしくお願いします!
Follow @kono_cybody
この記事へのコメントはありません。