どうも河野です。
今回は「人が辞めない会社が良い会社ではない」というテーマでお話ししていきます。
あなたは離職率の低い会社が良い会社だと思っていませんか?
確かに人が辞めないんだから待遇も環境もいいんだろうと思いますよね。
でも現実にはそんなことありません。
なぜなら面接で人を完璧に見抜くことは不可能だから、つまり一定数は必ず自社に合わない人材が入ってくるということ言うことです。
今回は組織づくりの肝となる人事について、3分を目安に解説していきます。
今日も僕の頭と心を共有していきます。
インスタントスタディ、スタートです。
人が辞めない会社が良い会社ではない
合わない人には辞めてもらう
今回の結論を言うと「会社に合わない人には辞めてもらう」という事になります。
初めに話しましたが、面接で人を完璧に見抜くことは不可能です。
なぜなら基本的には面接では嘘をつく人のほうが圧倒的に多いからです。
よくその嘘は「話を聞いてればわかる」とか、「目を見てればわかる」とかいう人はいるけど、エスパータイプのポケモンじゃないんだから完璧には無理ですよね(笑)
完璧ではない以上、自社に合わない人は一定数必ず入ってきます。
だから会社に合わない人には、辞めてもらわなければならないんです。
なぜなら辞めてもらわなければ、合わない本人が一番不幸になってしまうからです。
合わない会社で働いている人が、その会社で評価されることはありません。
辞めることも勧めずに評価されない会社に居続けさせることは、その人の才能を飼い殺しにしているのと同じです。
人には必ず何か才能があり、その人はたまたまうちの会社では実力を発揮できなかっただけなんです。
だったら他の実力が発揮できて、活躍して評価される場所を探せるように、辞めることを勧めるほうがその人のためだと思いませんか?
僕はうちの会社に合わないと思った人には、「うちには合わないから他の活躍できる場所を探したほうがいい」という事を明確に伝えます。
もちろん恨まれることもたくさんあると思いますが、僕は嫌われるべき人にはきっちり嫌われなければいけないと思っています。
嫌われるべき人にまで媚を売って、本当に大切な人達の信頼を失ってしまったら何の意味もないですからね。
自分が短い人生でコミットできる人数は限られています。
嫌われることを恐れず、誰にコミットするべきなのかを考えましょう。
合わない人が自然と辞めていく環境づくり
合わない人には辞めてもらうと言いましたが、毎回合わない人に退職を勧めるのは大変ですよね。
だから自社に合わない人が自然と辞めていく環境づくりをしていくことが重要なんです。
自社に合わない環境づくりとは、どういったことなのか?
それは「うちの会社ではこういう人は働けません」という事を明確化させておくことです。
サイボディでは「アピールブック」といって、会社概要、歴史、求めている人材、働けない人材、会社良いところ、会社の課題、会社の未来などが明確に記載された資料を用意しています。
こういった資料を作っておくと、面接前にこの資料を送って目を通してもらうだけで、合わない人は辞退していきます。
そして入社してからも、メンバー全員が働けない人材は理解しているので、空気に耐えられず辞めていきます。
もちろん陰湿ないじめや、露骨な嫌な空気ではなく、あくまでも自然発生するものでなければなりません。
会社が大事にしていることを明確化していれば、その空気は自然とできるものなんです。
そしてこういったアピールブックを作っていくためには、会社のコアバリューである「全員が共通して大事にしていること」を、決めなければいけません。
サイボディではわかりやすく「サイボディの掟」として、「①人の幸せを願え②誠実であれ③プロフェッショナルであれ④美しくあれ」の4つをコアバリューとして掲げています。
まずは何が良くて何が悪いのか、基準がなければ判断することができませんよね。
サイボディは特に人の幸せを願うことや誠実さなどを重視しています。
だからサイボディは、ミスやおバカさんは許しますが、嘘は絶対に許しません。
なぜなら嘘は全ての掟を破り、メンバーを裏切る行為だからです。
ミスがあってもしっかり認めて反省できる誠実な人なら、必ず成長していけると僕は信じています。
離職率が低いだけで会社に合わない人がいる環境は、全員が苦しんで不幸になってしまいます。
人が辞めない会社が良い会社だという幻想から抜け出しましょう。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で
今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
それでは、レッツサイボディ♬
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