どうも河野圭祐です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【人材不足】人手不足を解消するならお客様に働いてもらおうというテーマでお話ししていきます。
まず初めにいつものように「どうしてもこれだけは覚えてください!」、という結論からお伝えします。
それは、「常識という固定観念をぶっ壊そう」ということです。
現代では働くことへの価値観というのが大きく変わり、死ぬまで一つの会社で働き続ける終身雇用の時代は終わりました。
職種、お金、環境、休暇など、それぞれの価値観に応じて転職や独立が盛んに行われる時代となったんです。
確かに各々が自分に合った働き方を追い求める時代は、個人的には大賛成で個人の意思を最大限応援してあげるべきだと思っています。
しかし、そんな自由でいい時代だからこそ、危惧しなければいけない事があります。
それは人手不足です。
企業の人手不足は今では社会問題となっており、どこの企業もあの手この手でその課題に対応していますよね。
そんな時代だからこそ固定観念に縛られない自由な発想が必要とされているんです。
そこで今回はお客様をもてなすという常識をぶっ壊した、「お客様に働いてもらっちゃう」という事に関して、3分を目安にお話ししていきます。
今日も僕の頭と心を共有していきます。
インスタントスタディ、スタートです。
お客様に働いてもらうのは悪ではない
お客様にはこちらがおもてなしを提供してくつろいでもらうのが当たり前、働いてもらうなんてあり得ないと思いますよね?
実はその考えというのはもう古い考えで、お客様に働いてもらうというケースは、業界によっては当たり前にあることなんです。
例えば僕が経営している介護の業界では、利用者様に洗濯物をたたんでもらう、洗い物を手伝ってもらうというのは当たり前にあります。
これは決して利用者様をこき使っているわけではなく、できることを手伝ってもらう事でリハビリになり、職員からの「ありがとうございます」の言葉は、高齢者の方にとっては何よりも大きな報酬となるんです。
それは、介護の世界の特別な例だと思ういますよね?
それではもう一つ、キングコング西野さんのお話から例を出して説明していきます。
西野さんはご自身のイベントをやられる際にはチケットを、料金が安い順に「A席・B席・C席・スタッフになれる券」という4つを販売するそうです。
すると毎回必ず先に売り切れるのは、一番高い「スタッフになれる券」だというのです。
働かされる上に一番高い料金を払わなければならないにもかかわらず、それを求めている人がたくさんいるという事なんです。
「いや、それは西野さん芸能人だし人気者だから特別な話でしょ」と思いますよね?
確かにその側面はあるかもしれませんが、この話の論点はそこではなく、お客様を働かせることは悪ではないという事です。
よく考えてもらいたいのですが、介護でお手伝いをしてもらうというのは「リハビリにもなり、必要とされることの充実感、感謝されることの喜び」という立派な報酬が用意されています。
西野さんの場合も、「SNSで発信できる・西野さんに会える・コミュニティへの貢献・イベント成功の達成感」など、多くの報酬が用意されているんです。
報酬というのは必ずしもお金であるとは限らず、働いてもらったことによってお金以外の報酬がうまく設計されているのなら、お互いにWin-Winな関係というのは構築することができるんです。
お客様に働いてもらう理想のモデルはスナックだ
あなたはスナックが潰れないビジネスだという事をご存知でしょうか?
潰れないというといいすぎですが、町にある謎のスナックが何年も営業し続けているのを、あなたも見たことはありますよね。
これはスナックというのはお客様を働かせるには、最も理想的なモデルだからです。
スナックはには「ママ」という人がいて接客を行い、店内は狭くママの目が行き届く広さであることが基本です。
店内が狭くママが接客するという事は、お客様はママとの接点回数がものすごく多く、ママのファンになる人というのが非常に多いんです。
だから、少ないお客さんでもリピートが多いため潰れることが少ないんですね。
スナックではお客さんがみんなファンであるため、「ママを助けよう」という気持ちをみんな持っています。
だからママが忙しい時には、グラスを下げてあげたり、洗い物を手伝ってくれる人までいて、ママがバイトを探していれば、周りに声をかけて一緒に人を探してくれるなど、従業員顔負けの働きをしてくれるそうです。
つまり、スナックはファンがお店を守ろうと、お客さんが協力してくれる理想のモデルだといえるんです。
ここで押さえておかなければならないことは、全てコミュニティ形成の上に成り立っているという事です。
愛着も何もないお店を助けてくれる人なんているわけありませんよね。
だから大切なのは普段からお客様との接点を増やし、ファンになってもらう取り組みをどんどん行っていくことなんです。
お客さにファンになってもらい、手伝ってもらった報酬を設計する。
あなたのファンになってもらえる取り組みは何があるでしょう?
あなたの仕事を手伝ってもらった、お金以外の報酬は何があるでしょう?
今までの常識という固定観念をを壊して考えてみてください。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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