どうも河野です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は「【経営戦略】人の弱さは時代を変える」というテーマでお話ししていきます。
まず初めに「どうしてもこれだけは覚えてくれ!」、という結論からお伝えします。
それは、「人の弱さからサービスを考える」という事です。
あなたはウィークポイントイノベーションという言葉を知っているでしょうか?
ウィークポイントとは「弱点、弱さ」という意味で、イノベーションは「技術革新」という意味があり、ウィークポイントイノベーションとは人の弱さからヒントを得て起こす新たな市場を作り出す考え方です。
ちなみにウィークポイントイノベーションという名前は僕が勝手につけたので知るわけないですよね(笑)
今回はそんな新しい商品やサービスのヒントになる考え方について、3分を目安にお話ししていきます。
今日も僕の頭と心を共有していきます。
インスタントスタディ、スタートです。
【経営戦略】ウィークポイントイノベーション
ライターとストローというイノベーション
あなたはライターがどのようにして誕生したか知っていますか?
ライターは今でも多くの人に使われていて、すぐに火がつけられる便利なものですが、ライター誕生の理由を知っている人は少ないんじゃないでしょうか。
ライターの前はマッチが主流として使われていたのですが、あることがきっかけでライターが誕生することとなりました。
それは、片腕がない人でも火がつけられるようにという理由でライターが作られたのです。
今では誰でも当たり前に使っているライターが、片腕のないというハンディキャップがある人の為に作られたというのは驚きですよね。
そして、ストローも実は同じように、ハンディキャップがある人の為に作られたのですが、あなたはその理由を知っていますか?
ストロー誕生の理由は、寝たきりの人でも水が飲めるように発明されたのがストローなんです。
だから先のほうが曲がるようになっていて、コップを傾けなくても少しづつ水が飲めるようになっているんです。
カフェやなど飲食店で当たり前に使っているストローも、ハンディキャップがある人の為に作られたとは想像もつかなかったですよね。
このように、日常で当たり前のように使われているものの中には、「人の弱さ」から作られたものがたくさんあるんです。
人の弱さにはヒントが隠れている
ライターとストローが誕生したように、人の弱さというものにはヒントが隠されているんです。
僕は元介護士なのでたくさんのそういったアイディア商品を見てきました。
例えば、高齢者の方の椅子の高さは、少しだけ高いほうが良いってことを知っていますか?
それは、高齢者の方は「低いところから立ち上がれない」という弱さがあるからです。
その弱さを克服するために、高さを調節できる椅子が開発されたりしています。
コップにしてみても、拘縮といって体が固まってしまい、前傾姿勢がひどく上を向けない人のために、口をつけるところと反対側が削れていてコップを傾けても鼻にぶつからず、上を向かなくても水が飲めるコップが発明されたりしています。
このように何か人の弱さを克服しようと考えることは、新しい商品やサービスを考える上で非常に参考になるんです。
そして、このウィークポイントイノベーションの考え方は、ハンディキャップがある人だけに使える考え方ではありません。
だって、弱さのない人間なんていないじゃないですか?
たまたま身体的にハンディキャップある人達は、目で見えるからそれが見つけられやすいだけであって、人には必ず弱さがあります。
例えばフィットネスであれば、続けられない、通うのが恥ずかしい、辛いのは嫌だ、難しいことは覚えられないなど、10秒考えるだけでこれだけの弱さが出てきます。
あなたのサービスを使っている人達の弱さは何でしょう?
お客様の弱さは何気ない会話の中に必ず現れます。
今日からお客様と話をする時には、弱さに注目して話をしていきましょう。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で
今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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