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【マーケティング基礎知識】マーケティングの歴史と現代のマーケティング4.0を解説!

どうも河野圭祐です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は【マーケティング基礎知識】マーケティングの歴史と現代のマーケティング4.0を解説!というテーマでお話ししていきます。

まず初めにいつものように、どうしてもこれだけは覚えてください!、という結論からお伝えします。

それは、「現代のマーケティングは自己実現のフェーズに入っている」ということです。

マーケティングと聞くと、なんだか難しい言葉に聞こえてしまい、自分には縁のない言葉だと感じてしまいませんか?

確かにマーケティングと聞くと少し身構えてしまいますが、実はそんなに難しい意味のある言葉ではないんです。

マーケティングとは、「あなたの商品に興味がある人を、どうやって商品の前に連れてくるか」、というのがマーケティングなんです。

例えばあなたが務めている会社で販売していて、あなたも気に入っている商品をお友達に勧めたとしたら、それも立派なマーケティングだという事です。

こうやって聞くと少しマーケティングが身近な言葉になりますよね。

このマーケティングは実は長い歴史があり、現代ではマーケティング4.0の時代だと言われているんです。

マーケティングとは時代に合った方法で行っていく事が非常に重要になり、その為にはマーケティングの歴史である1.0から3.0も理解していく必要があります。

今回はそんなマーケティングの基礎知識である、1.0から3.0の歴史とマーケティング4.0について、3分を目安にお話ししていきます。

インスタントスタディ、スタートです。

マーケティング1.0から3.0の歴史

マーケティングの基礎を学んでいくためには、まず今までの歴史を知らなければなりません。

マーケティング1.0から3.0までの歴史を、まずは解説していきます。

マーケティング1.0:製品戦略マーケティング

マーケティング1.0とは、1950年代~1970年代の第2次産業革命のころに生まれたマーケティング戦略です。

製造業の機械化をはじめとした技術革新が進んだ結果、「どうやってモノを売るか」「どうやってモノの良さを消費者に伝えるか」という製品中心のマーケティング戦略が誕生しました。

企業は購買意欲を刺激するため、新製品の性能、デザイン、斬新さなどを大々的にプロモーション行っていったんです。

第2次工業製品による大量生産・大量消費が可能になりました。

この頃は圧倒的に需要が供給を上回っていたので、とにかく安く製品を大量に作れば売れるという、まさに製品が中心の時代だったんです。

マーケティング2.0:顧客戦略マーケティング

1970年代になると、1人ひとりの顧客ニーズに寄り添う顧客中心のマーケティング戦略が必要になりました。

これは大量生産・大量消費が過熱していったことにより、似たような製品が市場にあふれかえり、消費者側が必要なものだけを選択するようになったためです。

企業は自社の商品を消費者に選んでもらうため、3C分析やSTP分析といったフレームワークを使い、消費者側の目線に立ってマーケティング活動に取り組みはじめました。

この頃からただ大量生産すれば売れるという時代から、ターゲットを絞り込むという概念が根付き始めたんです。

マーケティング3.0:価値戦略マーケティング

1990年代にインターネットが普及し、情報がリアルタイムに広がるようになると、消費者は商品の背後にある「価値」を重視するようになりました。

第三次産業革命とも呼ばれる、インターネットの登場、そしてFacebookやTwitterなどのSNSの発達により、人々は製品のレビューから、製品を作る企業の情報まで、ポジティブな情報からネガティブな情報まで、さまざまな情報にアクセスできるようになりました。

そして、環境破壊や、格差などのさまざまな社会問題が深刻化したことで、企業の姿勢やビジョンが問われるようになりました。

そのため、同じような商品が並んでいた時には、自分の価値観に合った社会的に支持できる企業を選ぶようになったんです。

例えばどれほど価格が安い製品でも、原料や製造プロセスが環境破壊につながっているというイメージが広がれば、消費者は製品を避けるようになります。

「地球環境に優しい」「発展途上国の支援につながる」など、企業はメッセージを発信するというマーケティング活動を打ち出しはじめるようになったんです。

マーケティング4.0「自己実現戦略」

マーケティング4.0は、価値中心のマーケティングであるマーケティング3.0をさらに推し進め、お客様の「自己実現」を後押しするマーケティング戦略です。

SNSの普及により、消費者は商品についての考えや意見を自由に発信するようになりました。

SNSでリアルタイムにつながりあう社会では、「自分がどう見えるか」「他人にどう見られるか」が重要です。

企業は顧客が商品を買うまでの間だけでなく、商品を買った後のストーリーについて考え抜き、顧客が商品を通じて自己実現できるよう手助けするようになったんです。

マーケティング4.0で代表的な戦略が、「カスタマーサクセス」です。

今までは買ってもらうまでのアプローチしかしていませんでしたが、買ってもらった後にその商品を通じて成功体験を届けるという事に重きを置くようになったんです。

広告を出して大量に集めるだけが今までのマーケティングだったのが、集めたお客様から意見を取り入れ改善に繋げ、さらにより良いサービスを提供することで、成功体験を与え続けることが重要視されるようになりました。

つまり、今までは買ってもらうまでが勝負だったのが、買ってもらってからが勝負だという時代になったんです。

これからはこのマーケティング4.0を理解していなければ、勝ち残っていく事はできません。

買ってもらう、入会してもらうことはスタートにすぎず、その後お客様が自己実現を達成しなければ、必ずお客様は離れていってしまうんです。

あなたの仕事の中で、お客様に自己実現を達成させるには、どんな取り組みを、どんな気持ちで提供すればいいでしょうか?

今日は、あなたの商品を通じて、お客様は何を達成したいのかを考えながら、一日を過ごしてください。

では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!

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