どうも河野圭祐です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
あなたは、何かに挑戦したいと思った時、無意識のうちに条件を付けて先延ばしすることはありませんか?
例えば、夏になったらダイエットしよう、やりたいことが見つかったら行動しよう、お金がたまったら起業しよう、もっと勉強してからブログをはじめよう、ボーナスが入ったら英会話を始めよう、こんな条件を付けて先延ばししまう人はたくさんいますよね。
今回の内容は「行動になかなか移せない」「つい予定を先延ばししてしまう」「本当はやりたいと思っていることがある」「やりたいことが見つからない」「何かに挑戦したい」そんなあなたが、挑戦する勇気がもらえるような内容になっています。
今回の内容は、岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」を読ませていただき、挑戦に関して非常に共感する部分と、考えさせられる部分があったので、本書の内容にも触れながらお話ししていきます。
インスタントスタディ、スタートです。
無条件で生きる
岡本太郎さんは日本を代表する芸術家で、1970年に行われた大阪万博で『太陽の塔』を制作した人でもあります。
岡本太郎さんの事をよく知らない人でも、「芸術は爆発だ!」という言葉は一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
本書は時代に抗いながら戦い続けた岡本さんの、非常にパワフルなメッセージが詰まった一冊になっています。
その中には挑戦に関する内容が多く盛り込まれていて、その中でも僕が共感したのが、無条件に生きるという事でした。
やりたいことが見つからなくてもいい
現代社会の中で、多くの人が抱えている悩みが、「やりたいことが見つからない」ということではないでしょうか?
このことに関しても岡本さんは触れており、「誰もが何かしなきゃと思っているが、それが何なのか多くの人がてんでわからない」と言っています。
僕は情報があふれる現代人の悩みかと思っていましたが、昔から普遍的な悩みだったんですね。
そんな悩みに対して岡本さんは、次のように言っています。
「人に相談したって仕方がない、まずどんなことでもいいからちょっとでも情熱を感じること、惹かれそうになることを無条件にやってみるしかない。情熱というのは”なにを”なんて条件付きで出てくるもんじゃない、無条件なんだ。」
これはつまり、”やりたいことがある”という条件があるから情熱が湧いてくるものではなく、やっていく中で情熱というのは湧いてくるものなんだということです。
その為には、少しでも興味があることや惹かれることに、何の条件も付けずに無条件で挑戦していく事が必要なんです。
さらに岡本さんは、次のようなことも言われています。
「やりたいことが見つかっても見つからなくてもいい、自分をあまり締め付けずそう思いながら、遊び心や好奇心をもって素直に生きればそこから何かが見つかる。」
つまり、”何かやらなきゃ”という気持ちにさえも縛られず、無条件に生きろと言われているんです。
何かにとりつかれたように、やりたいことを探している人はたくさんいますが、一度全ての縛りを捨てて、無条件で考えてみてはいかがでしょうか?
三日坊主だっていいから挑戦しよう
三日坊主は非常に悪い言葉として使われていますが、岡本さんはこの三日坊主に関しても非常に面白い考えをいわれています。
「三日坊主に終わってしまうんじゃないか、なんて余計な心配はしなくていい。気まぐれでも何でも構わない。ふと惹かれるものがあったら、計画性なんて考えないで、パッと、何でもいいから自分のやりたいことに手を出してみるといいい。」
「計画性なんてことにこだわらず平気で捨ててみて、つまらなかったらやめればいい。僕は昔から、三日坊主でも構わない、その瞬間に全てをかけろという主義なんだ。だから、三日坊主になるという計画を持ったっていいと思う。」
継続は力なりという言葉があるとおり、継続が正解とされている日本において、”三日坊主でいい”という非常に面白い考え方ですよね。
これはつまり、継続できるできないなど、そんな細かい事を気にして行動できないよりも、行動している三日坊主のほうがよっぽど素晴らしいという事です。
さらに岡本さんは次のことも強く強調されています。
「今は駄目だけれど”いずれ”、と絶対に言わないこと。」
「人間が一番辛い思いをしているのは、”現在”なんだ。やらなければならない、ベストを尽くさなければならないのは、現在のこの瞬間にある。それを逃れるために”いずれ”とかいう言葉が出てくるんだ。」
”いずれ”という言葉を使って先延ばしにする人はたくさんいると思います。
むしろ僕だってそんなことは何度もあります。
しかし、岡本さんが言うように先延ばしにする行為は、現実から目を背ける無責任な行為なんじゃないでしょうか?
思い立ったら三日坊主上等で、すぐに行動に移していきましょう。
河野的な今回のまとめ
今回は岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」を参考にさせていただき、「無条件で生きる」というテーマで、「やりたいことが見つからなくてもいい」「三日坊主だっていいから挑戦しよう」「”いずれ”と言って先延ばしにするのはやめよう」という3点のお話をさせていただきました。
この本の内容には、実はもっと過激な強いメッセージもたくさんあったのですが、紹介しませんでした。
なぜかというと、僕は人のケツを蹴り上げて行動させるようなことが嫌いで、手を差し伸べて導いていく方法が好きだからです。
ビジネス書や自己啓発などの本は、一部の強い人間に対して書かれた内容のものが非常に多いと思っています。
だから、不安を抱えているような弱い人でも、勇気をもって行動できるような内容をお届けしました。
岡本太郎さんのように強く生きる必要はありませんが、自分を縛っている条件付きの人生から解放され、無条件に生きることは、きっとあなたを楽にしてくれるのではないでしょうか?
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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