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【ミッション】利益を手放してまで社会正義を貫いた「パタゴニア」と「エン・ジャパン」

どうも河野圭祐です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は【ミッション】利益を手放してまで社会正義を貫いた「パタゴニア」と「エン・ジャパン」というテーマでお話ししていきます。

まず初めにいつものように、どうしてもこれだけは覚えてください!、という結論からお伝えします。

それは、「表向きだけではなく社会正義を実践していこう」ということです。

あなたは自分の正義のために、利益を手放すことができますか?

いくら正義のためだと言われても、それをやったら確実に損失が出てしまうとわかっていることを、実践するのは勇気がいることですよね。

実は世の中には利益を捨ててまで社会正義を貫き、不動の地位を確立した企業があるんです。

それがアメリカのパタゴニアと、日本のエン・ジャパンという企業です。

この二つの企業は自分たちが掲げる社会正義を貫くために、わざわざ「自分たちの商品を買わないでくれ」という内容の公告を出したんです。

なぜこんな自分たちの利益を失うようなことをして、現在の不動の地位を獲得できたのでしょうか?

今回はこの二つの企業の事例から、現代で最も重要だと言える、社会正義を貫く重要性について3分を目安にお話ししていきます。

インスタントスタディ、スタートです。

社会正義を貫くパタゴニア

パタゴニアはアメリカ発祥の登山ブランドで、今でも世界中にたくさんの根強いファンがいます。

そのパタゴニアは、ある変わったキャンペーンの公告を出したことによって、現在の不動の人気ブランドの地位を確立したんです。

では、どのように現在の地位を確立したのか、解説していきます。

「“Don’t buy this jacket”(このジャケットを買わないで)」

アメリカでは感謝祭とクリスマスをまたぐ年末の数週間は、アメリカのホリデーシーズンで、アメリカ最大の買い物シーズンとされています。

特に感謝祭の次の日の金曜日は、「ブラック・フライデー」と呼ばれ、小売店がいっせいにセールに入るため、毎年徹夜組が出たり、殺到する買い物客が将棋倒しになって死者が出たりするほどの大騒ぎとなります。

そのブラック・フライデーという、本来ならば客のかき入れ時であるセールのシーズンに、なんとパタゴニアはこんな広告を出したんです。

「“Don’t buy this jacket”(このジャケットを買わないで)」

なんと自分たちの商品を買わないでくれという、キャンペーンを始めてわざわざその広告を出したんです。

なぜパタゴニアはこんなことをしたのでしょうか?

パタゴニアの目的は衣料品販売ではなく環境保護

パタゴニアは事業を通して環境保護をミッションにしています。

その為まだ着られる服をシーズンが変わるからといって買い替える、直せばまだ着られるのに捨ててしまうといった行為が許せなかったんです。

その為キャンペーンの広告を出し、「大量生産・大量消費は、地球の寿命を縮める。本当に必要なものなのか、よく考えてみて。必要ないものは買わないで!」と消費者に訴えているんです。

パタゴニアはこの広告を通して、「我々は環境保護を目的としていて、衣料品販売はただの手段に過ぎない」という強いメッセージを発信したのです。

この利益を捨ててまで社会責任を果たそうとするパタゴニアの精神は、瞬く間に全米に広がり不動の人気ブランドとしての地位を獲得したんです。

利益を手放して転職者の人生を考えたエン・ジャパン

日本でも利益を捨てて社会正義を貫いた企業があります。

それは、転職支援を行っているエン・ジャパンという企業です。

エン・ジャパンはある時「転職は慎重に」と書かれた広告を大々的に出していきました。

転職はそもそも感情的に勢いで行ってしまう人が多く、その転職者が増えれば増えるほどエン・ジャパンは儲かるにも関わらず、転職者に向けて「慎重になってください」という広告を出したのです。

これは転職者とのヒアリングを行っていく中で、早まった判断をしてしまう方があまりにも多かったことが理由でした。

そんな状況を感じたエン・ジャパンは社会正義を貫き、利益よりも転職者の人生を優先させたんです。

エン・ジャパンは今では一部上場企業となり、今でも成長し続けています。

表向きだけではなく社会正義を実践していこう

パタゴニアやエン・ジャパンの取った選択と行動は、多くの人の心を動かしました。

その中でも最も心が動かされたのは、間違いなく勤めている従業員の人達ではないでしょうか。

企業が成長していくためには、表向きのブランディングだけでなく、内部にいる人達からどう見られているのかという、インナーブランディングが非常に重要になります。

企業内部からのファンが増えれば、その分その気持ちは外にあふれ出し、外部からも多くのファンを作り出すことができるんです。

消えていく企業は社会正義を語るだけで実践しませんが、成長する企業は利益を手放してまで社会正義を貫きます。

企業がどんなことを発信し何を実践していくのかを、お客様だけではなく従業員はみんな見ているんです。

情報がどこからでも手に入り、その企業の透明性というものはどんどん増していき、企業の内面というのも透けて見える時代になりました。

表向きだけきれいごとを言うのではなく、企業の内面と外面を一致させていく一貫性が求められるんです。

あなたの会社が貫く社会正義はなんですか?ぜひ一度話し合ってみてください。

では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!

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