どうも河野圭祐です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【筋肉】筋トレしないと寿命が縮む!?筋肉細胞は15年も生きるというテーマでお話ししていきます。
まず初めにいつものように「どうしてもこれだけは覚えてください!」、という結論からお伝えします。
それは、「長生きしたければ筋トレをしてください」ということです。
今回はフィットネス経営者らしく、筋肉について書いていきたいと思います。
あなたはマッスルメモリーという言葉を聞いたことはありますか?
マッスルメモリーとは、マッチョが長期的に筋トレから離れガリガリになったとしても、筋肉が以前の筋量を覚えていてすぐに元に戻るという現象のことで、これは真のマッチョの間では「おはよう」と同じくらいポピュラーな言葉なります。
実際にサイボディにも、ボディビルをやっていたが長期的に休んでガリガリになった人が入社しましたが、トレーニングを再開して2か月後にはもうボディビルダー並みに戻り、周りを驚かせたことがありました。
実際に何もしていなかった人がそれくらいの筋量をつけるには、数年は間違いなくかかるものなので、マッスルメモリー神話を信じざるを得ません。
そこで僕は調査を行い、マッスルメモリーに関わる筋肉細胞の寿命について、興味深い研究結果を見つけました。
それは、筋肉細胞は他の細胞に比べて寿命が非常に長く、なんと15年も生き続けるという事がわかったんです。
これはつまり、マッスルメモリーというものは存在して、筋トレを続けていれば長期的に健康寿命も伸ばすことにつながるという事なんです。
今回はそんな寿命にも直結する筋肉細胞について興味深いお話を、3分を目安にお伝えしていきます。
インスタントスタディ、スタートです。
筋肉細胞は特別に15年も生きる
人間の細胞とは短いスパンでどんどん生まれ変わっています。
わかりやすい部分でいえば髪や爪はわかりやすく、定期的に髪を切りに行ったり爪切りを行いますよね。
このように大体の細胞というのは、短いスパンで生まれ変わっているんです。
しかし、実は筋肉の細胞は寿命がとても長いことが知られていて、その平均は15年とも言われまているんです。
筋トレをして筋肉が成長するメカニズムというのは、筋肉細胞の数が必ずしも増えるのではなく、一つ一つの細胞の中で筋肉の伸び縮みを助ける筋繊維が多く作られることで、ボリュームが増えるからだと考えられています。
つまり、筋トレは長期的に続けるほど、筋細胞の中の筋繊維が多く作られ、筋肉量を増やしていく事につながるんです。
ボディビルなどの競技は、トレーニング年数が長い人のほうが有利だと言われていますが、このような秘密が隠されていたんですね。
これは一般的な健康を目的とした筋トレであっても、長年続けていく事で筋肉を蓄え、健康寿命を伸ばしていく事につながるんです。
筋肉の衰えは死亡率を高める危険因子!?
一般的に筋肉量の減少は、50歳頃から始まると考えられています。
これは、加齢とともに筋肉を使った刺激に対する応答が衰え、筋繊維を作る働きが鈍ることがその原因の一つに考えられています。
また、筋肉への血液の流れの悪化、筋肉の成長に関わる成長ホルモンや性ホルモンの分泌量の変化、筋肉の細胞に関わる神経の働きの変化も原因として考えられているんです。
そして、特に失われるのは瞬発系の筋肉だと言われています。
筋肉の筋線維には、マラソンやウォーキングといった持久力系の運動で使われる1型の線維と、ダッシュやパワーリフティングといった瞬発系の運動で使われる2型の線維の2種類があります。
この中でも特に加齢とともに、瞬発系の筋線維が失われやすいことが知られており、歳とともに持続系の筋線維が優位になっていくことが知られています。
こうしたことにより、瞬発系の運動にからだが対応しにくくなるのです。
このような加齢に伴う筋肉量および筋力の低下は、「サルコペニア」と呼ばれています。
このサルコペニアは、死亡に関連する危険因子であることが知られていて、国外の調査にはなりますが80歳以上の最大50%に見られることが報告されています。
つまり、80歳以上のなんと50%は筋力低下によって、死亡のリスクが高まったとされているんです。
このように、筋肉というのは何もしなければ年齢とともに自然と減っていってしまい、多くの人の健康を害することにつながっていきます。
あなたは筋トレしてますか?
今日の筋トレが15年後のあなたの健康を決めるんです。
まずは簡単な運動でもいいので、トレーニングを続けていきましょう。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
この記事へのコメントはありません。