どうも河野圭祐です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【実践法】右脳思考でアイディアを実現させていく実践方法というテーマでお話ししていきます。
まず初めにいつものように「どうしてもこれだけは覚えてください!」、という結論からお伝えします。
それは、「右脳で気づき、左脳で考え、右脳で決断」ということです。
昨日の記事で右脳思考での経営の重要性を書かせていただきましたが、今日は実際にどのようにして右脳思考を取り入れていくのかという実践方法を解説していきます。
まだ読まれていない方は、下記リンクから必ず昨日の記事を読んでから、今回の記事を読むようにしてください。
関連記事:【右脳思考】成長する企業は右脳を使って勘で経営する
人間の脳は右脳で感情や直感などをつかさどり、左脳は論理的に物事を考えるという機能を持っています。
そして、アイディアをプロダクトとして実現させていくためには、この右脳と左脳を交互に使い分けていく必要があるんです。
今回はそんなあなたが考えたアイディアを、実現させていけるようになる右脳思考の実践方法について、3分を目安にお話ししていきます。
今日も僕の頭と心を共有していきます。
インスタントスタディ、スタートです。
右脳思考の実践プロセス
問題は右脳で気づく
基本的な話として、アイディアというものは全て、問題点となる課題から考えなければなりません。
つまり、まず初めのステップとして行う事は、問題点に気づくことであり、その為には論理的な左脳ではなく、直感などの右脳思考が必要になるんです。
なぜなら、問題点の多くは顧客分析などからではなく、現場で問題を感じたり、従業員の士気に違和感を感じたり、顧客の行動に疑問を持つといった、個人の感覚が非常に重要になるからです。
論理的にしか物事を考えられない人は、このような課題に気づくことができず、お客様に合った改善ができないだけでなく、問題を放置する形となり取り返しがつかないことになってしまうんです。
だから問題発見には「観察の勧」「感じる感」「何かおかしいという勘」この三つのカンが必要になるんです。
この三つのカンを最大限に活かす取り組みは、VOCでお客様の声を集めることですよね。
お客様の声を集めまくって、あなたの三つのカンに引っかかったことから、お客様を苦しめている問題発見をしていきましょう。
解決策は左脳で考える
右脳で気づいた問題点の真の課題を特定し、解決策を策定するプロセスは、左脳を使ったロジカルシンキングです。
解決策は一転、脳を切り替え「分析・考察・戦略・評価」といった、論理的思考が求められます。
問題点から真の課題を特定するために、データ分析を行い、課題を考察し、戦略を考え、その出てきた複数の戦略を評価するというプロセスです。
右脳での直感だけのアイディアでは、思いつきの独り言として処理され、プロダクトとして成立はしていきませんよね。
右脳で考える感覚的な作業よりもつまらない作業にはなりますが、論理的にアイディアをプロダクトとして固めていきましょう。
最後は右脳で決断する
ロジカルに出された解決策を採用するか、あるいは複数の解決策の中からどれを採用するかというのは、右脳を使って行います。
なぜなら、昨日の記事で話したように、人は理屈ではなく感情で動くからです。
実際に採用するかどれを選ぶかというのは、非常に難しい選択で、最終的には「エイヤー!」と決めなければなりません。
このエイヤーと決めた解決策を根気強く続けていき、結果が出るように全力を尽くすためには、正しいという理屈よりも、やりたいという感情のほうがずっと大切なんです。
この理屈だけで正しいほうを選んでしまえば、チームの少しの反発や、結果が出ない時にすぐ諦めるという選択を選んでしまう事になります。
プロダクトは結果が出ない時でも改善を行い、チームが後ろ向きな時でも前向きに引っ張り続ける強さが必要です。
その為にも最終的な判断は、右脳思考であるあなたの心に聞いてみてください。
組織を動かしていくためには、「腹落ち」させるという事が大切で、腹落ちとは理屈はもちろん感覚でも大いに納得している状態を示し、この腹落ちをさせるためにも、同じプロセスが有効になります。
自分のプロダクトに対して相手がどう思っているのか右脳で理解し、どうして納得してもらえるのかを左脳で考え、このプロダクトが成功したらこんな未来があるんだと相手の感情である右脳に訴えかけるんです。
あなたの素敵なアイディアを実現させるためにも、「右脳で気づき、左脳で考え、右脳で決断」という三つのプロセスを実践していきましょう。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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