どうも河野圭祐です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【マーケティング】応援されるビジネスの作り方、敵を明確にして意志表明する重要性というテーマでお話ししていきます。
まず初めにいつものように、どうしてもこれだけは覚えてください!、という結論からお伝えします。
それは、「敵を明確にして断固拒否する意思表明をしてください」という事です。
あなたには、大きな敵が存在しますか?
ビジネスを成功させるという事は、応援されるコミュニティを作るという事です。
その応援とは、社内と社外の両方から支持されるコミュニティでなければなりません。
そして、コミュニティを作っていくためには、自分たちが社会正義を貫くうえで、大きな敵が必要になるんです。
なぜなら、ビジネスとは全てが社会貢献であり、解決すべき課題が必ずあるからなんです。
これは個人でビジネスを行っている人も同じことで、課題を解決するために行動しなければなりません。
敵というのはその課題であり、課題が大きければ大きいほど、獲得できる市場というのは大きくなっていきます。
つまり、まずは敵を明確にして、その敵を倒すという決意表明をしなければ、ビジネスというのは大きくしていく事ができないんです。
今回は会社でも個人でも重要になる、敵を明確にして意思表明をする事の重要性を、3分を目安にお話ししていきます。
インスタントスタディ、スタートです。
企業の決意表明の重要性
理念などの企業が放つメッセージには大きな力を持ちます。
なぜなら、そのメッセージの元に従業員が集まり、さらに従業員が放つメッセージに共感した人がファンとなって応援してくれるからです。
そこで、応援してもらえるようなメッセージを放つためには、敵を明確にして断固として戦う意思表明が必要になるんです。
気候変動に強い意思表明をしたApple
Appleは社会問題である、「気候変動」に対して企業全体で取り組んでいるのですが、会社案内にこんなメッセージが書かれています。
「私たちは気候変動について議論したいのではありません。阻止したいのです。」
つまりAppleというのは、気候変動を軽減するために取り組んでいるのではなく、気候変動を阻止することが自分達の使命なんだと訴えているんです。
めちゃくちゃかっこよくてついていきたくなっちゃいますよね。
このような強いメッセージは、企業が取り組んでいる本質的な課題を明確にし、消費者と従業員に対しての、断固とした決意表明になります。
また、「気候変動」という敵を明確にすることで、従業員と消費者の両方を同じ方向をむせることができるんです。
断固拒否する強いメッセージを発信しよう
敵に対して徹底的に拒否する強いメッセージは、人を引き付けるうえで強い力を発揮します。
例えば動物愛護団体のメッセージで、「私たちは動物の命を尊重しています。」というメッセージと、「私たちは動物実験に対して断固拒否します。」とでは後者のほうがインパクトがありますよね。
また、小売店であっても「サラリーマンの生活を応援します!」というメッセージより、「消費税増税を阻止します!店頭価格据え置きで対抗!」と書いてあるほうが、消費者の心は大きく動きます。
このように敵に対して徹底的に戦う意思表明をし、敵を否定や拒否するという断固としたメッセージは、強い影響力があるんです。
言霊の力
あなたは「言霊」というものを知っていますか?
言霊とは言葉に宿る不思議な力のことで、これは実際に存在するものなんです。
例えば「自分なんか変われるわけない」と言い続けている人が変わることはあり得ませんが、「自分は必ず変わることができる」と言い続けている人は必ず変わることができます。
言葉というのはそれだけ力を持ち、この企業が放つメッセージもまた同じことで、言霊の強い力を持っています。
敵という名の課題に立ち向かう決意表明は、従業員やお客様を巻き込んで、目標へと突き進めていく大きな力となるんです。
この決意表明は上辺だけのただインパクトを狙った広告では、信頼を損ねるため逆効果になってしまいます。
大切なのは向かっていく方向に立ちはだかっている、課題という名の敵に対して、徹底的に戦う意思表明をメッセージとして発信していく事です。
実はサイボディもまだ、このメッセージを言語化できずにいます。
しかし、サイボディにはすでに大切にしてきた価値観があり、その力でここまで成長してきました。
その内に秘められている強い想いを言語化し、近日必ず決意表明をしていきます。
あなたの会社には、どんな課題という名の敵がいますか?
まだそれが明確でないのなら、ぜひ今日一日は真に立ち向かうべき敵を探してみてください。
では、そろそろ3分になりますので今日はこの辺で、今日もあなたが豊かな一日が送れる事を心から願っています!
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